第20話
すると、広い屋上と街と空が見える。
周りはフェンスに囲まれていて、やけに綺麗だった。
その屋上の右側。
フェンスにもたれて座る、蓮先輩がいた。
驚いたのは、フェンスの向こう側にいたから。
フェンスの向こう側で、景色を見ているようにもたれている蓮先輩。
眠っているのか、起きているのかここからじゃわからない。
私はそーっと近づいて、蓮先輩の背中を見つめてみる。
その背中はゆっくりと上下していてどうやら寝ているようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます