眠り姫と総長様
第1話
「私、音楽室で"眠り姫"見ちゃった!」
「俺も理科室で見たぜ!」
「いぃーなー。私も一度でいいから見てみたい!」
青華高校には、"眠り姫"と呼ばれる一人の女の子がいる。
"女"ではなく"女の子"のほうが似合う。
こげ茶の髪に長い睫毛、ピンクのプルプルした唇。
この学校の生徒なのに……
"一部"を除いて、彼女の素性を知る者は
居ない。
だが、眠り姫を見た者は必ず言う
ーー完璧すぎて近づけない。
それは彼女の整い過ぎた容姿のことを言うのか……
あるいは、彼女の纏う雰囲気のことを言うのか……
それは見た者にしかわからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます