第22話
「俺…リンゴ飴食べたい!」
暁がリンゴ飴を指差しながら、
キラキラした目で言ってきた。
「うん、食べよっか」
リンゴ飴を1つ買って2人でわけて食べる。
今、
暁と2人で夏祭りに来ている。
生徒会の奴等との待ち合わせが、7時半。
だから先に2人で遊びに来た。
…デート、ということで。
「チョコバナナあるよ!」
「うん」
「あ、わたあめだぁ!!」
「ホントだ…買う?」
「あぁーっっ!たこ焼きー!」
「たこ焼き大好きー!」
「俺もー!」
たくさんの屋台を堪能する俺ら。
食べ物ばっかだけど…
「暁、射的やろぉ?」
上目遣いで言ってみる。
「…っ…うん!」
射的の屋台まで来た。
「ねぇ、あの焼きそばをかけて…勝負しない?」
普通にやっても、つまんないし?
暁に提案する。
「いいよ!負けないから!!」
「よしっ!おじさん、1回お願いします」
「あいよ!」
おじさんは元気よく、銃を渡してくれた。
よっしゃあ!絶対、勝つ!!
クマのぬいぐるみを狙って銃を、向けた時
「あれ、ねーちゃん…可愛いなあ!」
「え?」
おじさんに話しかけられた。
「よし、可愛い子にはオマケしてやる!!」
そう言って、弾を3発追加してくれた。
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