第3話
別に嫌じゃないけど…
学校ではしないし、
嫌がれば止めてくれるし、
ただ、恥ずかしい。
どんな顔したらいいかわからない
……変な顔してないかな?
「「ねえ、君たち…くっつきすぎじゃない?」」
「そうですね、近すぎです」
「……藤森、離れろ」
「んー…ラブラブだね~」
いつも通り、俺らの寮の部屋のリビングで生徒会の奴等が滞在している。
だが、今までと違うのは…
暁と俺の距離。
ベッタリと暁は俺にくっついている。
「だって、一緒にいたいんだもんっ!」
ギュウッと俺の腕を抱きしめながら言う暁。
…可愛い
「…なんで藤森なんだ」
「そうですね、気になります」
「「可愛いからでしょ!」」
「顔だけかよ、」
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