6話/2 「ネズ保健室に倒れる」

待ってろアイナ

第9話

俺は、

上半身の腹筋が壊れるぐらいの

激しいパワーで腕を振り上げ


ベッドを蹴り飛ばして

無理やり体を起こした

     


「待ってろ!アイナ!」

「このリボンは俺が預かってるぞ!」

  




俺は保健室のドアを開けて、

飛び出そうとした! 


  



   

  だが、その時!


   













   ~ネズ君!~

 















  ん?  ...


    










   ~ネズ君!

     聞こえる?~ 











森先生の声だ









  ~ネズ君 良く聞いて~





  ~アイナはもういないの~ 






  ~銀河アイナはもう

   存在しないのよ~
















森先生 何を言ってる?








  ~アイナはもう・・・・

   この世には・・・・

   いないのよ~







   「嘘だ!」

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