『肉屋』の話への応援コメント
近代以前の日本文化において、牛を殺す、食べる、というのは、人に対してそういう行為をすることの前段階や暗喩となっているような印象があります。
「くだん」という存在も、そんなイメージの一種として描かれてきたのかも知れませんが、本作はひときわその境界に近づいているように感じました。
作者からの返信
本作にレビューまでいただき、ありがとうございます!
牛肉食が一般的になる前は、牛を食べるのにはかなり抵抗があったらしい…なんて話も聞いた覚えがあります。牛と深くかかわってきた生活があってこそ、「くだん」が誕生したのではないかな…などと思いました。タブー食ぎりぎりの魅力を感じていただければ何よりです!
『肉屋』の話への応援コメント
ひきこまれて一気に読んでしまいました。
肉屋がお客さんにいうときの、ていねいな口調、でもそれが、落語のしゃべりみたいんで、はなしことばでつむがれる不鳴人牛の物語、これが肉屋というものでございます、と言われると苦笑したくなる、育っていく過程で頭に浮かぶきもかわいい人牛、いよいよとなって厩にならぶぴかぴかの道具、そのこわさ。
コモリさんは何を予言されたのか、いろいろ考えちゃいますね。
作者からの返信
ありがとうございます! 喋り口調、いい感じにはまって何よりです! 肉屋さん、自分の仕事が好きで、愛想のいい人じゃないかと思います。
以前からくだんが好きで、あのなんとも言えないキモかわいいものの話を書けて嬉しいです。ぴかぴかの道具も良い効果を生んでいれば何よりです!
コモリさんが聞いた予言、何だったんでしょうね…想像してお楽しみいただけたら嬉しいです!
『肉屋』の話への応援コメント
あまりこのサイトを利用しないので、口調が昔の文学作品みたいだったのもあって、昔の作品を引用したものなのかと思ったら、自動車がでてきて、初めてこれが現代の人が作った物語なんだと気づきました。
やはりコモリは良い肉屋だと思ったの部分や人牛を食べたいと思うあまり何度かコモリに衝動的な殺意を催す様に主人公の異常さが垣間見えつつも、人の親のようになったコモリとその人牛を屠殺することに対して心を痛める所や不気味さの残る終わり方まで、すごく面白かった。
作者からの返信
ありがとうございます! 古風な口調にしたかったので、昔の作品を引用したみたいに思えたとのこと、大変嬉しく思いました。
語り手はとにかく『肉屋』目線なので、普通の感覚からすると異常な行動や思考をしてしまうことがあり、書いていても楽しいところでした。色々な側面からお楽しみいただけて何よりです!