その穢れ、どこに行くと思います?

  • ★★★ Excellent!!!

アンチテーゼの言葉がぴったりの本作でしたが、900字の短さで唸らせてもらいました

穢れを払う流し雛もいいけれど、じゃあその穢れはどこに行くのか? 誰が処理しているのか?

さらに言えば、その穢れ、何故についたの?

自らの行いを省みず、改めようともせず、毎年ただ流すだけって……

その果てには何があるのか?

現代風なアレンジにうすら笑いを浮かべるだけでなく、ちょっと自分を考えてみたくなる作品でした

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