第11話 愛娘・メイ
ある日友達から子猫引き取ってくれやん?と連絡があった。友達の同僚が捨てられてた子猫を保護したらしい。
母からOKが出たんで子猫を引き取れる事に!
兄に運転してもらい子猫をお迎えに。
お迎えしたのはハチワレの小さな女の子。
めっちゃ可愛い!
不思議な事に子猫は最初から懐こかった。
連れて帰るのに箱に入ってとんやけど、出せ出せコールが凄い。なだめるために箱に手入れたらすぐ登ってこようとするし。めっちゃ見つめてくるし。かわいっ!
無事家に辿りつき、子猫の名前も決定。
5月やったんでメイと名付けたよ☆
メイはミルクか離乳食かビミョーな大きさやったんで、とりあえずカリカリふやかして出してみた。
すると…メイが大人用のカリカリ食べて他の大人猫がふやかしたカリカリ食べるっていうね。
なんでやねん!と思いつつ猫の多頭飼いあるあるやね!
猫風邪で目がぐじゅぐじゅやったり、虫下しによってうんこに虫びっしり巻き付いてるのを見て興奮したり…まあ色々あったなあ。
メイが避妊手術した時、家に帰ってきてからずっと母の事恨めしい目で見つめてたのは笑ったな。
メイは私の事ママと思ってたからね!私には怒らへん(笑)
初めて家に来た時から私にベッタリで首の上で寝てたし。
大人になっても寝る時は私の顔の横。なんやったら、私のほっぺたにメイのほっぺたくっつけてきて寝てたし。大好きかよ!
しかも寝かしつけてくれる(笑)
亡くなる3日程前からもう私の部屋(2階)にこれやんくなってた。
それが寂しかったんかなぁ?風呂場で脱ぎ散らかした服の上に、しんどい体動かして乗ってたな。それ見てほんま泣きそうになった。
私の匂いに包まれたかったんやな…。
いつまでも愛しいメイちゃんやで。
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