『楽しいたのしいタノシイひなまつり♪』は、ひなまつりという日本の伝統行事を新たな視点で捉えた、幻想的かつユーモラスな短編です📖。
物語は、息子の晴くんが飾った金髪縦ロールの人形をきっかけに始まる奇妙な現象を軸に展開されますが、その独特のストーリーが最後まで読者を引き込みます✨。
増え続ける人形や踊り始める人形たちの描写は、ホラーの要素を取り入れながらも明るい作風で展開され、独特の楽しさを生み出しています😊。
うなぎ358先生の巧みな筆致により、幻想的な世界観が生き生きと描かれており、ひなまつりという行事を異なる角度から楽しめる作品となっています🔍。
この作品は、伝統行事に新たな魅力を加えた、笑いと不思議さに満ちた一作です🎎。
いやあ面白かったです。
この発想はなかった。
主人公の家では、二月の中旬に雛人形を飾るのですが、今年はイレギュラーで、
息子の晴くんが「友達からもらった」という
金髪縦巻きロールの人形も、雛人形達と一緒に飾りたいという。
祖母も晴の悪ノリに付き合う形となり、今年は、
お内り様とお雛様の間に金髪縦ロールが居座った。
ここまでで済めば、変わったひな祭りの思い出になるはずだった。
異変は次の日に起きる。
なんと、誰がふざけて置いたのか人形が増えているのである!!
それも奇妙奇天烈な姿の人形が!
祖母も晴も「知らない」という、ではこれは誰が置いたのか!?
なんとなく、今敏監督の『パプリカ』を思い出してしまいました。
ご一読を!!