切なくも少し不思議な出会いと別れ。

女の子はお雛様の付喪神だったのかなぁ。

「ひな書房」という名からお雛様重視の書店だったのだろうから、店主も自分の守り神としてあつかっていたのではないかな。

などなど色々考えてしまいました。
書店が閉店に追い込まれてしまうあたり座敷童ではないでしょう。

資金繰りに困ってお雛様を売ったりしていないといいのですが……。
主人公くん、いつかまたお雛様の付喪神かもしれない女の子に出会えると良いですね。

再開したら今度は主人公くんが次代の「ひな書房」の主になるかもなんて想像もして楽しんでいます。

読者に想像の余地を残す余韻のある終わりで素敵でした。

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