カラスを食べる少女と、彼氏としての役割を果たす少年のラブストーリーです。
彼女が犬をつかまえてきてと言えば、捕まえるしかない。だって、彼氏は彼女の願いを叶えて上げるものだから。
役割に囚われた少年と、異食欲に翻弄される少女が、実は少しずつ仲良くなっていく姿に、違和感と微笑ましさを覚えました。
非常に設定上ではどぎついと思われるかもですが、フタを開けてみればなるほど、これはしっかりしたラブストーリーです。
舞がなぜ、異食衝動を持つのか。なぜ彼女は孤立しているように見えるのか。行動は異常なのに、なぜか普通の少女のように見えるのか。
謎と違和感を、全て回収する。キッチリ言葉の意味に境界が引かれた、構造のしっかりとした物語。
奇妙奇天烈な出会いでしたが、二人の人生にとっては、良い事だったんですね。
この物語に関するレビューは、もうこれ以上の言葉はないと思います。
おもしろかったです。そして
ごちそうさまでした。