第62回 おばばの手相占い
佐々木キャロット
おばばの手相占い
とある神社の夏祭り。人で溢れかえる屋台の並びから少し外れた樹の影に、その屋台はひっそりと立っていた。「手相占い」。幟にはそう書かれている。
客が座る用のパイプ椅子と、真っ白い布の掛けられた机が一つ。その向こう側に、おばばは座っていた。齢七十六歳、占い稼業を始めもう六十年になる。若い頃はよく当たる占い師として巷で有名だった。度々雑誌に取り上げられたし、テレビにも何度か出演した。しかし、還暦を過ぎ、喜寿も近づいてくると、いよいよ体が言うことを聞かなくなり、引退を考え始めていた。昔に比べ、露店の占い師はかなり減った。法律も厳しくなった。宗教勧誘や霊感商法だと敬遠されることも多い。(ここら辺が潮時かね……)おばばは寂しそうに溜息を吐いた。
「すみません、ご婦人」
おばばが顔を上げると、目の前に一人の男性が立っていた。三十代くらいだろうか。切れ長の目に、筋の通った鼻。端正な顔立ちをしている。黒い髪も綺麗に整え、およそ祭りには似つかわしくないスーツを着こなしていた。
「実は、焼きそばを買っている間に、妹たちとはぐれてしまいまして。黄色い浴衣を着た女性と、白いシャツの青年、そして黒髪の背の高い白いワンピースの女性の三人組なのですが、見かけませんでしたか?」
確かに、男性の手には焼きそばが入っているのであろうビニール袋が掛かっている。
「……悪いが、見てないね」
「そうですか。ありがとうございます……手相占いですか」
男性は幟の文字を読み上げた。
「これも何かの縁ですし、お願いしてもよいですか?」
「……もちろん、歓迎するが」
おばばは少し戸惑った。男性は、占いなんて少しも信じはしない現実主義タイプのビジネスマンに見える。
「訊いた義理で見てもらおうってんなら、結構だよ」
「?……ああ、違います、違います」
男性は一瞬不思議そうな顔を見せたが、すぐに笑ってパイプ椅子に座った。
「僕が占いなどを信じないように見えたのでしょうが、そんなことはないですよ。実は、そのはぐれた妹には霊感があったんです。僕はその力に何度も助けられてきたので、幽霊や超能力の存在を信じているんです。勿論、占いも」
「……そういうことなら、喜んでみよう。じゃあ、手を借りるね」
「はい。お願いします」
男性が両手を差し出した。細い指がすらっと伸びた綺麗な手だ。
おばばは虫眼鏡を取り出し、その手を覗いた。
(なんじゃ……これは……⁉)
おばばは絶句した。手の平を縦断する長く濃い運命線。その中心へ太陽線と財運線が伸び、覇王線を成している。さらには、手の平を横断するますかけ線に、仏眼、三角紋、フィッシュ。ありとあらゆる幸運の証が男性の手の平に現れている。
「どうでしょうか?」
「……こんなに凄い手相は見たことないよ。あんた相当な幸運の持ち主だね。仕事、健康、恋愛、どれをとっても上手くいく」
「おお、そうなんですね‼」
「あんた、大きな会社の社長さんか何かか?今の仕事はあんたによう合っとる。もうすぐ大きな山にぶつかるが、自分を信じて迷わず進めば必ず成功するじゃろう」
「よくお分かりで。そうなんですよ。もうすぐ大きな商談がありまして。それなら、このまま進めて良さそうですね」
「大きな病気や怪我もないだろう。小さいのは、あってもすぐに治るね。結婚は少し遅い、三年程後になるだろうが幸せな家庭を築ける。子供は二人、どちらも大成するじゃろう」
「それは、いいことで。最近、母から孫の顔が早く見たいとせかされていたので安心です」
「本当に素晴らしい手相じゃ。あんたの人生は幸運とともにある」
「嬉しい限りですね」
「ただ、一つだけ気になるのは……」
ここで、おばばは顔を曇らせた。
「何でしょうか?」
「……女難の相が出とる」
「女難ですか」
「右手のこの線。これが女難の相と言われておる。見た感じ、恋愛や結婚には関係なさそうじゃが……それ以外、友人または家族の女性からトラブルに巻き込まれることが多そうじゃ……何か心当たりは?」
「うーん。心当たり……友人関係では思い当たるところが無いですね……男性ばかりですし……家族だと、母か、妹ですが……困ったことはないですね……仲もいいですし……」
男性は不思議そうに言った。
「特に、妹とは本当に仲がいいんですよ。今日も一緒にお祭りに来てますし。この焼きそばも妹が食べたいって僕にねだったものでした。それに、うちの妹は本当に頭が良いんですよ。トラブルに巻き込まれるどころか、いつも僕が助けられていて」
おばばは思った。
(この男性は本当に妹のことが好きなんじゃろうが……自分の食べたいものを買いに行かせておいて、どこかに行ってしまうとは、なかなか身勝手な娘じゃないかの……)
「……まあ、その点以外は何も心配することはない。何事にも恐れず挑戦していきなさい」
「はい、ありがとうございました」
男性は「お釣りは結構です」と一万円札を机に置き、祭りの人ごみの中へと戻っていった。
「うぇーんうぇーん」
男性が去ってから暫く後、泣き声が聞こえてきた。おばばが顔を上げると、少女が一人、ぼろぼろと涙を流しながら歩いていた。黄色いヒマワリ柄の浴衣を身に纏い、頭にお面、右手に金魚の入った袋と、なんともお祭りらしい恰好だ。中学生?小学生にも見えなくはない。
そんな可愛らしい少女が声をあげて泣いていた。
「……ちょっと、そこのあんた。そんなに泣いてどうしたんだい?」
「うぇっ、うぇっ、あのぉ、みんなとぉ、はぐれちゃってぇ、るみがぁ、金魚すくいをぉ、やってる間にぃ」
「わかった、わかったから。ちょっとここに座って落ち着きな」
「はいぃ」
少女はおばばに言われるがまま、パイプ椅子にちょこん座った。
「ちょっと待ってな」
おばばは立ち上がると、近くの屋台に向かった。
「ほれ、これでも食べて落ち着きな」
おばばは買ってきた綿菓子を少女に渡してやった。
「いいのぉ?……ありがとう‼」
少女は嬉しそうに受け取ると、もしゅもしゅと食べ始めた。みるみるうちに少女の顔に笑顔が戻ってゆく。
「あんた、迷子かい」
「うん。そうなの……はぐれちゃった……」
「そうかい、そうかい。それは怖かったね」
「でも、綿菓子が美味しいから落ち着いた‼」
「それは、よかったねぇ」
おばばは孫を見ている気分になってきた。息子夫婦が東京に引っ越してからは、もう久しく会っていない。たまの正月くらいには帰ってきて欲しいものだ。
「おばあちゃんは占い師さん?」
「そうだよ」
「すごーい‼私も見て欲しい‼」
「いいだろう。右手を見せてごらん」
「はーい‼」
少女は綿菓子を左手に持ち替え、元気よく右手を差し出した。
「どれどれ……」
おばばは虫眼鏡を覗いた。
(なんじゃ……これは……⁉)
おばばは絶句した。運命線は薄く途切れ途切れ。生命線にも、恋愛線にも、金運線にも、島、島、島。火難の相に、水難の相。ありとあらゆる不運の証が少女の手の平に現れている。
「どう?」
「うーん……そうだねぇ……」
なんと言ったら良いものか。おばばは言葉に詰まってしまった。少女はキラキラとした瞳でおばばを見つめている。
「そうだねぇ……もし花火をすることがあったら、火は危険だから大人の人とやるんだよ……海や川で遊ぶのもやめておいた方がいいかもねぇ……金運と恋愛運は頑張り次第かねぇ……」
「うん‼わかった‼」
少女は元気のいい返事をする。ちゃんと伝わっているのだろうか。
少女の手の平は様々な不運の線に溢れていたが、その中でも一際はっきりと刻まれている線があった。
「……それから……女の人には特に気を付けなさい」
「女の人?」
「ああ、女難の相と言ってな。女の人があんたに悪さをするって線が強く出とる……心当たりはないか?」
「うーん。女の人って言うと先生かなぁ?でも、先生はいつもるみのこと助けてくれるし、悪さなんかしないと思うけどなぁ。今日のお祭りも先生と一緒に来たんだ‼」
少女は嬉しそうに笑う。その先生のことが相当好きらしい。
(そう言えば、さっきの男性にも似たような女難の相があったのぉ)
おばばはスーツの男性のことを思い出した。あの妹を探していた男性を……ん?
「あんた、はぐれたって言っとったが、今日はどんな人と来たんだい」
「えっとね。黒い髪の可愛い先生と、るみには冷たい先輩と、スーツのカッコイイお兄さん」
「そのスーツのお兄さん、さっきここに来とったぞ。妹たちとはぐれたって」
「本当⁉」
「ああ、もうあっちの屋台の方へ行ってしまったが……」
「そうなんだ‼じゃあ、あっちに行けば会えるんだね‼」
少女は「おばあちゃん、ありがとう‼」と言うと、おばばが止める暇もなく、祭りの人ごみの中へと消えていった。
「すみません」
少女がいなくなってからまたしばらく後、今度は若い男が声をかけてきた。大学生だろうか。これと言って特徴は無いが、それなりに整った顔立ちをしている。白いシャツに、少し色褪せたジーパン。どこにでもいそうな極々普通の青年だった。ただ一つ、両手一本ずつにリンゴ飴を握っている以外は。
「あの、占って欲しいんですけど」
「ああ、どうぞ。座って」
「はい。ありがとうございます」
青年は静かにおばばの向かいに座った。
「じゃあ、右手を見せてもらっていいかい?」
「はい。お願いします」
青年はリンゴ飴を左手にまとめ、右手を差し出した。
「ふむふむ……」
おばばは虫眼鏡を覗いた。
(なんじゃ……これは……⁉)
おばばは絶句した。太いと言う程ではない生命線。濃くも薄くもない知能線と感情線。短くもない財運線と結婚線。あるにはある太陽線。どの線も中途半端でわざわざ言うようなこともない。良いようであり、悪いようでもある。
(さっき来たスーツの男性や浴衣の少女みたいに極端な手相だったら言うこともたくさんあっただろうに。果たして、何を言ったものか……)
「どうでしょう?」
「そうだねぇ……悪くはないねぇ……かと言って……良いって程でもないねぇ……金運も恋愛運もそこそこって感じかねぇ……」
「なるほど……」
「じゃ、じゃがの、手相っていうのは変わっていくもんなのじゃ。今後の人生をどういう気持ちで生きていくか。それによって手相もいい方向に変わっていくし、運気も上がっていくものよ」
「気持ち次第ってことですか……」
「そうじゃ……ただ、一つだけ確実に言えるのは……」
「言えるのは?」
「女性には気を付けないといけないってことじゃな」
「女性ですか?」
「ここに女難の相が出とる」
おばばの指差した場所には濃くはっきりとした一本の線が刻まれていた。
「この線が非常に強く出とる。とある女性によって、あんたの人生は波乱万丈、ぐちゃぐちゃに狂わされてしまう。それこそ、命の危機にも瀕するじゃろう。いや、もうなっておるかもしれん。心当たりはないか?」
「あります‼絶対に、先生のことです‼」
「先生?」
「はい‼うちの研究室の先生なんですけど、本当に無茶苦茶で、すぐに危険な話に首を突っ込んで行くんですよ。怪しい祠を壊したり、カルト教団に喧嘩を売ったり、呪いの人形を拾ってきたり。この前も、どこかからツチノコの目撃情報を聞きつけてきて、山梨の青木ヶ原樹海に連れていかれたんですよ。あっという間に遭難して、森の中で一夜過ごしましたよ。もちろん、ツチノコも見つかってませんし」
青年はその先生に対してかなり不満が溜まっているみたいだ。次から次へと言葉が溢れ出てくる。
「でも、まあ、なんだかんだ、いつも先生が何とかしてくれているんですけどね。ツチノコのときも、先生の衛星電話で助けが呼べましたし。僕についていた悪霊を祓ってくれたのも、結果的に言えば先生でしたし」
「……信頼はしてるんだね」
「まあ、そうですね。もう、この縁は切れなさそうなので」
青年は照れ臭そうにはにかんだ。
「……そう言えば、なんで占いを受けようと思ったんじゃ?何か聞きたい事があったのか?」
「ああ、実はその先生たちと一緒にこのお祭りに来ていたんですけど、はぐれてしまって。占いでどこにいるかわからないかと。なんとなく、あなたなら何か知っていそうな気がして」
「……連れはどんな人達だい?」
「スーツを着た三十代イケメン男性と、見た目中学生の浴衣を着た茶髪の女子大生と、髪の長い白ワンピースの美女です」
「……知ってるね」
「本当ですか‼」
「スーツの男性と浴衣の女の子もさっきここに来たよ。別々じゃったが」
(というか、あの女の子は大学生じゃったんか……)
「なるほど。入れ違いになってしまいましたか……」
「ああ、二人とも、あっちの人ごみの方に戻って行ってしまったわ」
「そうですか……じゃあ、僕もそっちの方を探しに行ってみますね」
青年は「ありがとうございました」とぴったり千円をおばばに払って、リンゴ飴両手に、祭りの人ごみの中へ探しに行った。
青年が去ってから、またしばらく後、祭りを楽しむ人々もまばらになってきた頃、おばばの前を横切る一つの影があった。
背の高い女が歩いていた。白く涼し気なワンピースを身に纏い、黒く長い髪をなびかせて、青色のかき氷をしゃりしゃりと食しながら、静かに歩いていた。日も沈んだ夏の夜の中で、その女は異様な雰囲気を放っていた。まるで幽霊のような不気味さを放っていた。
「ちょっと、そこのあんた」
おばばはその女を引き留めた。
「はい?私ですか?」
女が振り向いた。切れ長の目に、透き通るような白い肌。モデルのように綺麗な顔である。
「あんた、迷子じゃないか?今日の祭り、スーツの男性と、浴衣の少女、白シャツの青年の三人と来たんじゃないか?」
「その三人と来たのはそうですが、迷子じゃないですよ?あの三人が迷子なんです。それはそうと、よくわかりましたね。占いの力ですか?」
「違うよ。三人ともここに来たんだよ。別々に」
「あら。そうなんですか」
おばばは思い出す。
(この女が件の先生なんじゃろう。三人にあった女難の相もこの女を示しているのかもしれん……悪い人には見えんが……)
「三人ともあんたを探して向こうの方に戻って行ったよ」
「そうですか……でも、探しに行っても、また入れ違いになりそうだし、ここで待っていましょうか。みんなはここに戻ってくる。私の勘がそう言っています」
「そうかい……なら、待ってる間に占いでもどうだい?」
「そうね。お願いしようかしら」
女はおばばの前に座り、その白く小さな手を差し出した。
「どれどれ……」
おばばは虫眼鏡を覗いた。
(なんじゃ……これは……)
おばばは絶句した。そこにはあるはずの線が無かった。手相と言える線が無かったという訳ではない。そもそも一本も線が無いのである。手の大きな皺だけでなく、細かな皺、指紋でさえ見当たらない。陶器人形のようなつるつるとした白い綺麗な手であった。
「どうしました?」
「いや……手相が……」
「手相が?」
「な……無いんじゃ……」
「無い?」
「何か事故にでも遭ったんか?火事で焼けたとか、薬品で融けたとか……」
「いえ、そのようなことは。そもそも、私には見えていますし」
「何じゃと……?」
女が嘘を吐いているようには見えない。不思議そうに首を傾げている。
「もしかすると、相性が悪いのかもしれませんね」
「相性?」
「ええ。実は、私は霊的なものの影響を受けつけない体質なんですよ。呪いとか、加護とか、そういう類のものの影響を。占い程度なら大丈夫だろうと思ったんですけど、ダメだったみたいですね」
「……何を言っとるんじゃ?」
「大丈夫ですよ。私の手相が見えないだけだと思うので。むしろ、これは喜ばしいことですよ。あなたの力が本物であることが証明されたんです。インチキやでまかせではなく、ちゃんとした霊能力による占い、予言であると」
おばばはこの女が何か得体のしれない化け物であるような気がしてきた。霊的な力の存在を肯定しながら、それらの力を拒絶する。霊や妖怪よりもさらに上位の存在であるような不気味さを感じる。
女は微笑んでいる。にこにこと微笑んでいる。しかし、おばばの目に映る女の顔は、徐々に、徐々に、白く、白く塗りつぶされていった。
「先生‼どこほっつき歩いてたんですか⁉」
呼び声におばばの意識が帰ってきた。目の前には先程の三人、スーツの男性、浴衣の少女、白シャツの青年がいた。
「やあ、どこに行ってたんだい?迷子になるなんて、全く困ったもんだよ」
「違いますよ?先生が迷子になったんですよ?先生が勝手にどっかに行くからみんな離れ離れになったんですよ?」
「せんせ~怖かったです~」
「冴、ほら、焼きそば買ってきたぞ。ちょっと冷めちゃったけど」
「るみ、羽鳥君、見て見て。舌、青色」
「うわぁ、ホントだ~。真っ青」
「……子供ですか」
「こらこら。可愛いけど、はしたないから止めなさい」
女の顔はもう元に戻っていた。あれは幻覚だったのだろうか……。
「何度もご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」
青年がおばばに頭を下げる。
「おばあちゃん、ありがと~。綿あめも美味しかった~」
「おい、待て、るみ。お前、綿あめ貰ったのか?二十歳も超えてるのに?」
「うん‼」
「すみません。いくらでしたか?払います」
「……いいよ。そこのお兄さんが多めに払っていったからね」
「そうなんですか、純さん?」
「ああ、細かいのが無くて」
「だから、大丈夫だよ」
「すみません。ありがとうございます」
「お世話になりました」
四人はワイワイと騒ぎながら、もう閉まってしまった屋台の方へと歩き出した。
(おかしな四人組だったね……)
おばばはしんみりと思った。極端に幸運だったり、不運だったり。そうかと思えば、言うこともない程平凡で。そして、白。不気味な白。六十年の占い師人生でも初めて見るものばかりだった。
「おばあさん」
あの女が一人、おばばのもとに戻ってきた。
「あなたの力は本物です。まだまだ衰えてはいません。これからも頑張ってくださいね」
それだけ言うと、女は再び闇の中へと消えていった。
おばばは一人残された。祭りも終わり、辺りは静寂に包まれている。
「……帰ろうかね」
おばばはゆっくりと立ち上がった。
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