『美のアナーキズム』AI執筆評論

九頭龍一鬼(くずりゅう かずき)

序章

――ここは人間が書いています。


 本作は、曩時より愚生が構想してきた、『美に優劣はない』という『美のアナーキズム』という哲学についての評論である。


 ここでけっして無視していただきたくないのは、『本作は愚生が梗概を執筆したほかは、すべてChatGPT3.5が執筆した』ことである。


 つまり、本頁の主題は、『美のアナーキズム』という概念そのものではなく、『現在のAIの伎倆では、どこまでのレベルで評論が書けるのか』ということである。


 ゆえに、愚生は一連のプロンプトを提案したのち、本稿に一切加筆していない。


 たとえば、『文体練習』は、バルトのいう零℃のエクリチュールに関連して、『すべてのエクリチュールが零℃であることを示した』というような記述が挿入されているが、愚生はこれには同意しない。


 つまり、『文体練習』は一章ごとが零℃のエクリチュールを成してしるのではなく、九十九の文体を総合して零℃のエクリチュールを構築している、というのが愚生の主張だ。


 だが、前述のとおり、本作は『現在のAIのレベルを測定する』ことが目的なので、かようなる箇所も一切変更しなかった。


 そもそも、愚生自身が中卒で、論文執筆にかんする剴切なる教育をうけていないので、本作がどれほどの評価にあたいする評論になっているのかはわからない。


 ゆえに、ここではただ、『AIに評論は無理だ』という意見にたいする、愚生としてはあくまで中立的な立場から、情報の提供をしたいだけなのだということを標榜しておきたい。


 では、以下、『ChatGPT3.5』の執筆した評論『美のアナーキズム』である。

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