第8話
「あ。おはよう。まあね」
それ以上は言わなかったが空野も要も顔を見合わせてハテナマークを頭の上に浮かばせていた。
「さて、仕事始めるぞ」
僕がそういうと二人ははーいと言って自分の机に戻っていった。
今日も午前中は鬼のごとく忙しかった。
めったに仕事じゃイラつかないが仕事ができなさすぎる奴がミスって余計な仕事が舞い込んだのだ。
一応僕は教育係だったから夏の今もまだ教育係のままだ。
いつになったら開放されるのだろうと思いながら仕事を教え続けている。
昼頃になると忙しさは半減していって皆昼休みにはいる。
「七森ー。一緒に弁当食べようぜー」
空野がコンビニで買ってきたお弁当を持ってやってきた。
「いいけどもうちょい待ちー。もうちょいでこの仕事終わるから」
僕は自分の仕事をさっさと終わらせお昼休みに入った。
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