政略で異国の第二王子アルクトゥールスに嫁ぐことになったシャロン。けれど双方望んだ結婚ではなかったこともあり、距離は縮まらないまま。
物語は、アルクトゥールスの父親である国王に襲われ、シャロンが命を落とすところから始まります。
結婚前まで時間が巻き戻ったシャロンは、回帰直前にアルクトゥールスの心に触れたことで二度目は夫に寄り添うことを決意。
シャロンの優しさにアルクトゥールスも次第に心が動かされ、同時に周辺の人々との関係も回帰前とは違うものに……。
丁寧に関係を結んでいく様子が本当に美しく、二人の心がだんだん近づいていく様子にドキドキしました。またまわりの人々が本当は優しくてシャロンを助けてくれる存在だったことに、シャロンよかったね! という気持ちでいっぱいです。
これは傷を抱えたアルクトゥールスがシャロンに救われるだけでなく、一度目の人生で傷ついたシャロンの魂も救われる物語です。
やり直しでより深まる二人の愛をお楽しみください!
最新話まで読んで、一話を読み直してみると、切なさが倍増していました。
主人公、シャロンと夫のアルク様を襲った悲劇から物語ははじまります。
それがあまりに切なく、なんで、どうしてこうなった? と思うばかり。
シャロンが目を覚ますと、彼女は回帰能力によって夫と出会う前まで戻っていました。
回帰したシャロンは、以前できなかったことを繰り返すまいと、このチャンスを糧にして必死で生きようとします。
二回目と分かっていても、シャロンのけなげでせつない思いに心を揺さぶられます。
恥ずかしがり屋の夫とひたむきで頑張り屋のシャロンの行く末をぜひ、見届けてあげてください。
お薦めいたします。
ヒロインのシャロンは異国の土地で王子アルクトゥールスと結婚する。
夫婦の間に愛情はなく、それは白い結婚と割り切っていたシャロン。
慣れない環境での生活は彼女を殻に閉じ込めて、夫との距離が生まれてしまう。そして、凶刄から夫を守ったシャロンは死ぬ間際になってようやく夫の心を知って悔やみながらも、こう願う。
もう一度だけ、チャンスをくださいーーと。
冒頭はシャロンの死と後悔からはじまり、そして彼女が目覚めたとき、それは結婚前の故郷での花嫁選びの場面から物語がスタートします。
一度目の結婚では知らなかったこと、見えなかったもの、なかったことがシャロンの身に起こるのですが、それは回帰後の彼女がしっかり前を向いて自分の人生を歩もうとしているから。
異国の土地へと嫁いでいく自身の運命を受け止めて、二回目は夫と共に生きようとするシャロンの姿はとても素敵ですし、あたたかな気持ちになります。
そして彼女の夫となるアルクトゥールス。
彼は少し不器用でありながらも、真摯にシャロンに向き合ってくれます。こうした夫の一面が見られるのも、回帰後ということもあって、シャロンの心に余裕が生まれたためかもしれません。
夫婦というには初々しく、けれども少しずつ距離を縮めていく二人の結婚ストーリー。
まだ物語の途中ですが、そっと見守っていきたい作品です。
政略結婚で遠い異郷に嫁がされ、自らの裡に籠っていた主人公が、亡くなる寸前に夫の不器用な愛情にはじめて気づき、後悔のうちに亡くなるものの、自らの秘められた力によって異郷に嫁ぐ前、自国内での花嫁選びの直前まで回帰するお話です。
2周目の人生を生きることになった主人公の気持ちの変化によって花嫁選びの天主(王)の態度や周囲の環境が変わっていく中、主人公は自らの運命を選び取ります。
出身国のレアルでのエピソードが一区切りするところまで拝見しました。ここからの旅立ち、主人公シャロンの思いの行方、2回目の人生で再び交錯した運命の行方、とても楽しみにしています。
最後まで更新頑張ってください。応援しています!