真相への応援コメント
こちら、読了いたしました。
私もまた、〝あちらの物語〟から誘われた者のひとりです。
だからこそ、まず何よりも、強い痛みを感じずにはいられませんでした。
けれど、彼女は『思い出せてよかった』と言う。
そして私は、あの物語を、また読み返してしまう。
リスさんがこの物語の後に、あの物語を書かれたこと。
さらに、あの物語の結末を読者に委ねるように「余白」として残された構造。
それらすべてに思いを馳せるとき、リスさんの作品に通底する
温もりと、静けさと、痛みの源流を、ここにも感じました。
私はそこに、ある種の官能美すら覚えます。
人は、記憶によって生かされも、殺されもするのかもしれない――
そんなことを、静かに思っている今この時、外はゲリラ豪雨です。
創作へのご姿勢ごと含めて、深く心に残る作品でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございました。
なんだか強引に勧めすぎでしたね。すみません。
それでもこうして二つの物語の構造や、ほかの話も含めて思いを馳せていただき、なにか感じ取ってもらえたこと、大変光栄で喜ばしく存じます。
深い部分まで丁寧に読み取り、美しく表現される技術に敬服するとともに改めて感謝申し上げます。
今日の雨音が、心落ち着けるものでありますように。
ありがとうございました。
真相への応援コメント
この度は『謎』企画にご参加くださりありがとうございます。
失った記憶を取り戻そうとする彼女の意思がとても辛く哀しいものに映りました。
また相貌失認という病によってもともと儚げであった彼の面影をなんとか思い出したとき、残酷な事実まで知ることになった彼女に同情を禁じ得ません。
彼女の視点で見る世界と兄が見てきた世界のギャップが埋まることが彼らにとって本当に必要なことだったのだろうかと考えてしまいました。
哀しくも美しい物語を読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
この度は企画に参加させていただき、お読みくださり本当にありがとうございました。
深く読んでいただき、主人公たちに思いを馳せていただいたこと、悲しみに寄り添っていただいたこと、大変嬉しく存じます。
そして、哀しくも美しい物語と言っていただけたことで私も救われた気がします。
丁寧なコメントと、ご評価もありがとうございました。