おまたせ

霜月二十三

本編

「おまたせ。いつものでよかった?」

 おれはそう言って、を目の前のこいつに渡す。


 ここは、わずかにしか日の届かない海の底。

 こいつは、またしても人間に惚れて、おれに脚が生える薬作りを要求する。

 おれはその対価に、こいつのあれこれをいただいて、次はないと釘を刺す。

 でも、しばらくしたら、この海に帰ってくる。


 ……ほら、帰ってきた。

 いつも通り、ここに飛び込んできて落ちていくこいつを、おれは受け止める。

 自慢にしてた胸筋も腹筋も、あと腕の筋肉も、ぷよぷよしちゃってさ。

 そこにガチムチな脚とか、ミスマッチが過ぎるだろ。

 まあ、そう仕込んだのはおれだけど。


 こいつのスリットにおれの陰茎を擦り付けると、こいつもおれと同じぐらい長い陰茎があらわになる。

 陰茎同士で擦りあううちにおれは、こいつの肛門に陰茎をつっこみ射精する。

 

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おまたせ 霜月二十三 @vEAqs1123

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