▶主要な登場人物や用語の説明

※応募時の原稿から、一部ネタバレになる部分を修正しています。

※漫画版は、応募時原稿から設定を変更しているものもあります。


▶主要な登場人物や用語の説明


◇主要な登場人物


〇ガニア

【メイン主人公/男/「特異」吸血鬼/外見年齢二十代/旅人】

・立場:日の下でも生活を送ることが出来る、吸血鬼の変異種。

・外見:背が高い、褐色の肌、黒髪、オレンジに近い金色の瞳。口を開くと偶に八重歯が見える。

・口調:一人称は僕。独り言以外なら誰に対しても丁寧語。

・性格:

争いを好まぬ穏やかな性格。根が真面目。

物事に流されやすく、若干巻き込まれ体質。

怖がり、寂しがり屋で、吸血鬼でありながら暗がりと人気のないところとお化けが苦手。

・心境:出自が暴かれることを恐れ、親しい人を作らず孤独を求めているが、本心では孤独を嫌う。

・特徴:

体力は普通の人間よりも優れている程度なため、栄養不足や過労になれば倒れる。

それでも人間には太刀打ち出来ない膂力の持ち主。

人に紛れて人間同様に暮らしているため、血を摂取することに積極的ではない。

正体を悟られまいと各地を転々とし、野宿や日雇いの仕事をこなして路銀を稼いでいた。

にんにく・銀は避けて通りたいアイテム。


〇アンジェラ

【サブ主人公/女/人間/二十二歳/酒場の女主人】

・立場:酒場の女主人。光の下で生活出来ないが、正真正銘の人間。

・外見:背は年齢にしては低く、小柄。肌は白く、髪は白金、眼は赤い。喋らなければ、幻想的で儚い印象の女性。

・口調:愛称はアンジー。一人称は私。

・性格:

引き篭もりで世間ずれしており、マイペース。

意志が強く、時折大胆な行動や、押しの強い行動に出たり、興味深い出来事には前のめりに表情を輝かせる。

面倒見が良く気が利くため、酔っ払いを介抱することが多い。

日中や外に興味があり、人の話を興味深く聞くため、話しやすい雰囲気がある。

・心境:

酒場を営業している賑やかな時間が一番好きだが、特別視されていることで住民との距離を感じている。

村の住民が寝静まった時間は、一層孤独を感じるため苦手。

・特徴:

太陽の下で過ごすと、一瞬で皮膚が日焼けしてしまい、目に入る光がまぶしく目を開けていられない。

そのため、生活リズムが夜を基準に動いている。

外見が色白のため、吸血鬼と間違われて何度か狙われており、村ぐるみで彼女を守ろうとしている。


〇ヘルムット

【男/人間/十九歳/アンジェラの幼なじみ】

アンジェラより年下で姉弟のように育ったが、彼女の兄貴分のように振る舞い、気にかけている。

都会に憧れているが、かつてアンジェラが誘拐されかけたことがきっかけで、村に留まっている。

アンジェラに気に入られているよそ者のガニアに不信感を抱き、突っかかるが、楽しそうな彼女の様子とガニアの真っ直ぐさを知り、彼を認めるようになる。


〇おじさん・おばさん

アンジェラから見て祖父・祖母一歩手間の年齢の夫婦。

酒場の隣に住む。

過去にアンジェラの両親に世話になっており、彼ら亡き後のアンジェラの面倒を我が子のように見ている。

おじさんはやや過保護で脳筋。

おばさんは肝っ玉おかあさんな性格。

外に出られないアンジェラを不憫に思う中、アンジェラがガニアを好きだと勘違いしてこっそり二人の仲の進展を応援しているおばさんであった。


◇用語の説明


・クチーナ・ルーチェ

アンジェラの営む夜間営業の酒場で、照明を限りなく少なくしている。

かつて彼女の両親が経営していた時は、宿も兼業していた。

村唯一の酒場で村人たちが良く利用している。

村には宿がなくなったため、村人以外が利用することは稀。

日が落ちてから開店し、村人が寝静まる頃に閉店する。

村の名物である花の花弁を使った酵母パンがオススメの一品。


・吸血鬼

血を吸い、日の下で生きることの出来ない生物。

人よりも長く、老いは遅く生きる。

吸血鬼にとって、血は生きる上での栄養素のある物。

多少は血を摂取せずとも問題ないが、長い間補給を断つと禁断症状に陥ったり、倒れたりする。

また逆に、吸血鬼の血を摂取した人間には、永遠の命と美貌が齎されると噂されている。

そのため吸血鬼は、人の血を吸う魔物を退治しようとする者と、自らの欲望を満たそうとする者の、正義と悪の二種類の人間に追われている。


・調理器具、生活インフラ

魔力を原動力にした機器、冷蔵庫やオーブンなどがある。

魔力は大抵の人間が持っているため、一般的に流通・利用されている。

水道は通っているが、通電照明のような概念がない。

照明は蝋燭か、使う分だけ魔力を通す照明機器がある。

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