07
・静寂の本
【概要】
屋敷のほぼ中央にあるこじんまりとした元図書室を整理していると、全く本がない本棚の内、一番奥の下の角に一冊だけハードカバーの本は一冊だけ残されてるのに気がつきます。
引っ張り出す時、感覚が鋭い人ならばどこかでカチリと鳴ったこと、それと振動に気が付きます。
本のタイトルは『静寂の本』で、内容は反省文に見えて長い長い言い訳です。ただし中に一枚、メモが挟んであって、この屋敷の地図とルートが描かれてあります。
その本を持って図書室内を移動すると突如として罠が発動して釘が飛び出し、足の裏を貫通します。
罠は、屋敷中に配置されています。
【状態】
罠は床のスイッチで発動するタイプで、ただ踏むだけではなく、二つのスイッチを同時に踏んで、片方から足が離れると発動します。なので叩くだけでは発見しにくいです。
飛び出す釘の他、壁から毒矢、硫酸スプリンクラー、振り子ギロチン、窓を開けて外へ出ようとするとワイヤーが締まって首を絞めます。
メモのルートを辿ると地下室へ、奥に外からは入れるけれど中からは出られない隠し部屋へと誘い込まれます。
周囲を探ると床は汚れて何かへばりついた金網で、壁は血と引っ掻き傷だらけ、その壁には高いところには『静寂の本棚』と書かれた縦長の穴があります。
その穴に引き抜いた本を差し込むと屋敷内の罠が再び封印されます。
同時に隠し部屋の天井が落ちてきてペシャンコにして下の金網から絞り出されます。
【クリア条件】
静寂を取り戻すことが目的です。
最適解は一歩も移動せずに本を元に戻すことです。
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