こういう物語を欲していたんだわたしは
- ★★★ Excellent!!!
純粋でちょっぴりおてんばなJK・一花と、彼女のバイト先にいる謎の美青年・東城が織りなす…………
えーっと、織りなす……
まずい、この物語をひとことでばちっと言い表す言葉がわたしの語彙の棚に見当たらない!
これじゃレビュアー失格だ!!
ひい、東城さんが冷ややかな視線を投げかけてくる。「……君はいったい何をしに来たんだ」とでも言いたげな目だ。
いやいやいや、ちょっと待ってください、しょうがないんですこれは。
だってだって吸血鬼×喫茶店×学園×探偵っていう斬新な設定、緻密に構成されたミステリ、ほっこりな日常シーンからの息つく暇もないアクション、かと思えばラブコメまであって、とにもかくにもひとつのジャンルに縛りつけて語るにはあまりにももったいない、エンターテインメントの傑作なんだもの。
個性豊かなキャラはひとりひとりがちゃんと物語の世界に生きていて、ストーリーの運び方からシーンの見せ方、謎の散りばめ方、台詞回しまで、読者を楽しませようという気配り(そして、誰よりも自分が楽しんで書こうという作者様の気概)が随所に感じられるのです。
その証拠に(?)わたしは、バイトの行き帰りの電車を待つホームでの数分間にさえ続きが気になって読んでしまっている。
あのね、いっつも地下鉄から地上鉄に乗り換えるんだけど、だいたい2〜3分待つことになるの、でも2〜3分で1話読めるほどわたしって速読じゃないからさ、結局電車乗ってからも読んじゃってるのよね、電車の中ではアニメを観るのがマイルールだったんだけど最近この小説のおかげでそれが崩れ(割愛)
明らかにもっともっと評価されるべき作品。
超おすすめです‼️‼️🤩❤️🔥
ちなみにわたしの推しは丸美屋さん、じゃないや、丸山さん👓
絶っ対に仲良くなれる自信あるなあ🤔💭