第7話 開封の儀 200円スクラッチ&ガチャ

バロンことヤトは200円スクラッチの開封の儀も生配信したかったみたいだけど、僕が飽きてしまった。

なので削るのは全部バロン任せとするため、開封&当たり選択22枚分をやってヤトに預けた。


信頼してるし、動画にするなら小細工できないし、お互いに問題なしってことで次の検証の準備を始める。



ここからが、ガチャタイム。

FatelityGachaOnline 避けられない運命の出会いガチャ

美麗なイラストで有名なカード型バトルのソシャゲ。


それ以外の情報を何も持ってない状態で、ガチャしたら面白いのでは?


なんて考えてたら口に出てたようで、ヤトがそれも撮るってか、こっちも生配信しちゃるって頑張ってる。


課金ガチャするためにはWebマネーが必要らしい。

店頭窓口換金できる54200円分だけ換金して、コンビニでWebマネーを買ってくるように言われて部屋を出た。

ヤトはその間に200円スクラッチのハズレ78枚を削るらしい。


初めてのことで多少手間取ったけど、なんとかWebマネーゲット。

200円スクラッチの当選も多少はあると期待して、4200円分でお菓子やジュースを買った。

Webマネーは5万円分にしてみた。


SPが100ポイントあるとか言ってた陽キャ君が月5万の課金じゃ足りないって言ってたから、5万以内でいいものを当てられたら、少なくともアイツには勝ったことにならないかな?


そんなことを考えながら帰宅。


ヤトはまだ、ハズレくじと戦ってた。


「お疲れさん、これ差し入れ」

「あと3枚でハズレくじ削りが終わる」

「そしたら休憩しながら雑談タイムにしたら?」

「そうする」

 シャカシャカ

「ふぅ、終わったよ。まじで全部ハズレ」

「なら、残りには期待できるね」

「あぁそうだな。おっ、同接が増えてる150人だって」

「さっきは?」

「120人」

「微増、おめ~♪」

「なんか引っかかるけどよ、ありがとさん」

「んで、どうする?」

「何を?」

「生配信は続きか、ソシャゲかってこと」

「ソシャゲも撮りたい。けど、一旦こっちを終わらせたい」

「だったら、B店分以降の振り分けやっとくから」

「お前どんだけ買ったの?」

「だから32万つぎ込んだんだって」

「内容の方」

「100円スクラッチ   100枚 1万円 * 4店舗 1等100万円

 200円スクラッチ   100枚 2万円 * 4店舗 1等500万円

 200円普通くじ    100枚 2万円 * 4店舗 1等2000万円 未抽選

 300円ジャンボ宝くじ 100枚 3万円 * 4店舗 1等・前後賞合わせて2億円 未抽選」

「ってことは、スクラッチだけで800枚あるじゃん」

「うん、だからバロンを呼んだんだよ」

「うっ、WeTubeネタにはなるが、飽きるんだよなぁ」

「だったら続きは一般配信にする?」

「時間かかり過ぎてるし、一回切ってソシャゲガチャの生配信に切り替えるか」

「OK」

「告知して終わるわ」

「ナイトバロンの突発生配信~ 友人の買った宝くじの開封の儀 一旦終了。

 続きは後日。この後1時間の休憩を挟んでFGOの運ガチャ生配信をやります。

 よかったら見てね~」

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