舞台は、警察と犯罪者側の均衡が崩れ、
銃撃戦が巻き起こることが日常茶飯事とも言える街「フェリックス」。
硬派な文体の中にゆったりと流れる静けさが、
この危険な世界の空気感をこれ以上ないほど見事に引き立てています。
物語の核となるのは、
治安が崩壊した(過剰表現でしたらすみません)街で長年放置されてきた凶悪犯・犯罪者などの無法者達の潜伏先と思われる「メザーハーツ刑務所」。そして、そこに挑む二人の警察官、マックナイフとアッシュ。
死をも覚悟し、すべての責任を背負って「とあること」を決行する二人の「狂気」とも言える凄絶な覚悟と、その裏にある警察官としての意地と誇り――――。
二人の男をはじめとした警察官たちの生き様に、ページをめくる手が止まらない…!!