後日談
あの出来事から2ヶ月後。
私と隆星は小学校を卒業した。
私の事を悪く言っていた女の子は、あの出来事から1度も登校せず、卒業式を迎えた。
お母さんから聞いたんだけど、あの子はどうやら引越しして、他県の中学校に行く事になったらしい。
そして、今日は入学式。
スカートあまり好きじゃないんだけど、
制服を着て登校した。
◇
「あ。一花!」
隆星は先に登校していた。
「おはよ!隆星。」
「!!」
挨拶をすると、隆盛はびっくりした目で私を見ていた。
「どうしたん?」
「な…っ、何でもない!そ、そうだ!クラス見に行こう!」
「せやね!」
隆星と同じクラスだったら良いなぁ。
◇
私は1組、隆星は3組だった。
「同じクラスにはなれんかったなぁ。」
「ほんまやね。小学校は1クラスやったから、隆星とクラスが違うのって、何か新鮮やわ。」
「確かに。でも、部活は同じやろ?」
「うん!バドミントン部!」
「それなら、一緒に帰れるなぁ!」
「うん!!」
こうして満開の桜に見守られながら、
私と隆星の中学校生活が始まった。
クラスが離れても、部活で隆星と一緒にいられるのが嬉しいな!
信じているから ぽんた @pontaimo
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