僕が夢に見た百物語

耶麻メ

夢が蝕む物語

〜僕が夢に見た百物語〜

〜**の日課

 僕の日課は、会社帰りに某動画配信サイトで様々な動画を漁ることだ。

皆の考えや価値観、世界の状況なんてものまであんまり違法なものでなければ

のことは知ることができる。

いつものように動画を漁っていたある日のこと

「……」

ひとつ動画があった。

サムネイルもロクに設定されていない動画なのに

再生数がに高い。


———————————

若い男『…えぇ…と、これ…ちゃんと撮れてる?ふぅ、みなさんどうも、こんばんわ…?こんにちは、それとも…おはようございます?』

2014/4/3 僕が夢に見た百物語——————


「僕が…夢に見た百物語」

妙なタイトルだ、だって百物語って夢にみるものじゃない。

…まぁでも、タイトル以外はカメラの使い方とかその他諸々わかってない初心者の撮ったような、

おかしいところは一つもない。


———————————

若い男『はぁ…突然ですが…うん…今回は、僕が夢に見た百物語を語っていきたいと思います。』

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1.

夢が蝕む物語

《わいずみけんと》和泉健斗。

 近頃、俺は変な悪夢ばかり見てしまう。

例を挙げよう。

青白く手足の長い人型の得体の知れぬ奴に追いかけられていると思えば

次の瞬間には水中で無数の手に深く深く引っ張られていって…


 夢であるとはいえ、こんなもの毎日見ていたら気がおかしくなってしまう。

何が原因なのだろうか?

仕事は上手くいってる、彼女はいないが…まぁそこまで必要なわけではないから原因から省こう。

相談に乗ってくれる友達はいない…。

そういうのが原因?

わからない。

もう22時だ、眠いが、寝たら今日も夢をみるかも。

「…よし、今日はもう寝ないでいよう。」

徹夜することにした。

———23時

動画を見ながら過ごしていたら暇しないしあまり眠たくもならない。

徹夜は得意分野だ、このままの調子なら余裕———

…………………壁にかけてた時計が落ちた。何事だ。

動画の音声と映像が歪んでいく、どうなってる?

背筋に冷気が走った。

『後ろ———』

後ろ…?

「えっ———」

———————————

絶叫がひびいて響いてる—————

気がつくと山の中で立ち尽くしたいた———————

———————————

2014/4/5 **ニュース

昨夜、***山の麓で、会社員の和泉健斗(26)さんが遺体で発見されました。

警察は、近頃**県で発生している連続殺人事件と関連づけ、調査を続けています。

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「へぇ…聞いたことない怪談話だ、オリジナルで考えたのかな?」

 一つ目の物語を聴き終えた。

「この調子であと99個の怪談話を語るのか?ねえ

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