執事の食卓

@itaris

第1話 起点

私は今田夕陽である。職は執事をしている。なぜかと言われると、本音を言えばあまりぱっとしない。「起点」という題名なのに、申し訳ない。話を戻そう。執事を始めたきっかけ、それは友人の今治快斗からの誘いだ。あくまで「友人」なのだ。「親友」ではない。そのおかげだろう。私は、執事という仕事に不満を持ったことがない。       その快斗から、話が持ち上がったのだ。「お前、執事、興味ない?やってほしいんだけど。」と。まるで、「お前、課題終わってる?見せてほしいんだけど。」とでも言うように。私はその時、戸惑いはあったが了承した。理由は単純、衣食住込みで、しかもお金が貰えるのだ。最近は闇バイトがどうこうと話題になっていると聞いた。この職がそれでなくてよかったと思っている。まぁ、最も筆者の思い通りに書くのだから、闇バイトのはずがないんだが。


 ひとまず、こんな感じで私は職についたのである。どこかの作り話だと思っただろう?その通りだから何も言えない。しかし、こんな良い条件の職場でも、当然、落とし穴がある。大変なのだ、仕事が、本当に。休憩なんてものはない。と思ったのだが、実はあった。そう、食事の時間である。この一時が、私を幸せにしてくれる。しかし、最近飽き飽きしてきた。出てくるメニューが、毎回チキン南蛮なのだ。無論、ソースも変えてすらくれない。いや、変えてないのだ、自分が。なぜかを話したいが、筆者が疲れたと言っていたので、そろそろこの一話では終わらせようと思う。なにせ、スマホで打っているのだ、この小説。疲れるらしい。「私の仕事よりもか?」と反対したが、筆者はその文字を入れてくれてはないだろう。これ以上話すと大変な作業になってしまうだろう。という良心(本当は作業をされると私の仕事よりも大変といわれるのが嫌という反発)から、この一話を終わらせてあげることにした。次回では、チキン南蛮の話をしたい。それでは。

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