ザ・ベスト・オブ・ザ・ワールド

月白ゆきの

『ザ・ベスト・オブ・ザ・ワールド(イベント小説2010冬②)』

第1話

『シャイニーシティー』は、ゆめの都だ。


…この都は、世界屈指の芸術家が、ダイヤモンドカットしたガラスの彫刻をレンガのように組み合わせ、ひとつひとつ高層ビルにして建てていった。


光を集めたそのひとつひとつの温かい室内には、人間好みの色に品種改良された花々を立体的にみせる手法で飾られている。


あらゆる装飾品は、競い合うかのように、人々を魅了する。


そこに住んでいる人間は、ブルー、グリーン、ブラウン、ブラックの目に分かれていた。


 その中で、ある、ブルーの目をした少年、(名は)スカイは、スケッチブックを手に 街をウロウロしていた。

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