女傭兵と俺

田中ペンギン

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■リサ

・28歳、フリーの女傭兵。

・どの組織にも属さない。"自分の食い扶持は自分で稼ぐ"主義。

・戦闘の実力は確かだが、人生はすでに泥臭く崩れてる。

・タバコと酒、時々安い男。だけど"本命"なんて持たない。

・傭兵稼業に染まることに何の疑問も持ってなかった。

・――ヴィクを拾うまでは。

外見:

・黒髪ボブ、鋭い目つき、でも笑うと妙に綺麗。

・タンクトップに軍パン、拳に巻いた包帯がデフォ。

・肩に銃、腰にはナイフ、タバコはいつも咥えてる。

心の奥:

・ヴィクには「憧れられる」ことが多くなった。

・でも、「こいつに自分みたいな生き方をさせていいのか?」と時々考える。

・かといって、普通の道を示してやるほど"まともな大人"ではない。

・だから、突き放したいのに、なぜか放っておけない。

・結局、「こいつがどうなるか」を見届けるつもりでいる。


■ヴィク

・年齢不詳の孤児。

・昔の記憶は断片的。

・いつからかスラムで生きていた。

・他のガキどもとつるんでいたが、力のある大人には抗えず、常に"蹴られる側"だった。

・リサに拾われて、少しずつ"自分"ができてきた。

・「姐さんみたいになりたい」。

・でも、リサの目が時々、寂しそうなのを知っている。

外見:

・細身、まだ大人になりきれない身体。

・無理に背伸びした態度、でも時々ガキっぽく崩れる。

・姐さんの歩幅についていくのがやっと。

心の奥:

・リサの背中を追いかけながら、「いつか並びたい」と思ってる。

・でも、自分がどこまで行けるのか分からない。

・本当に"大人"になったら、姐さんは俺をどう見るんだろう?

・「姐さんは俺のことを、何だと思ってんのかな」

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