このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(67文字)
大学の文芸部でゼミも一緒の風早くんと宮野さんは仲の良い友達だった。そんな二人が、風早くんのお家でお酒を飲んで、その場の雰囲気で一夜の過ちを……。「光源氏はさ、頭中将と争って、結果、末摘花と一夜の過ちを過ごすのよね」そんな話を持ち出しながら元の関係に戻りたいと願う宮野さん。そんな彼女に対して風早くんの反応は?「一夜の過ち」にありがちなドロドロ感は全くない初々しい二人の恋物語です。キュンキュンの詰まった素敵なお話です。