虚構の響き
口コミ、あの声が広がる、
無数の手が加わり、世界を動かす
見知らぬ顔、知らぬ声、それでも信じる、
真実か虚構か?それすらも分からぬまま
「これ、すごく良かった!」と一言、
その一言が波のように広がる
見知らぬ誰かが手を差し伸べ
背中を押してくれる、ただ言葉だけで
けれど、記憶の中で消せないもの
一度口にした言葉、消えることなく
星のように輝く評価も
やがて闇に飲み込まれていく
「みんなが言ってるから、間違いない」
その信頼、見えぬ真実の中で
それが本当に本物か?
それとも、誰かが巧みに操る虚構か?
拡散される評価に踊らされて
本当の価値は、どこへ行ったのか
消費者も、消費される者も
その先に、何を求めているのだろう
口コミ、ただの言葉のゲーム
真実の裏には見えぬ力がある
誰もが、それを信じている
その声が、今日もどこかで響いている
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