北海道十勝地方、名家・霧川家の令嬢である霧川真里華は、名探偵の血を引く探偵官。心理学博士号を持ち、その知識と直感で事件を解決に導く——はずが、彼女の推理はしばしば迷走する。
そんなお嬢様を陰で支えるのが、彼女の専属メイドであり、真の探偵役である雫月霜(しづきそう)。
霜は常に主の影に徹し、控えめにお嬢様の推理を軌道修正しながら、さりげなく真相へと導いていく。しかし、表向きの探偵はあくまで真里華であり、霜の手柄が公になることはない。
迷推理と的確な補佐が絡み合う、影のメイド探偵ミステリ。果たして、今日もお嬢様の推理は整えられるのか——?
【登場人物】
霧川 真里華(きりかわ まりか)
—カリスマと迷推理を併せ持つ名探偵お嬢様—
20歳 / 北海道銘菓・雪結庵を持つ霧川家の令嬢・探偵官(国家資格持ち)
スタンフォード大学大学院・心理学博士(Ph.D.)
高い直感力と行動力を誇るが、推理はたびたび迷走
「犯人は……あなたね!」→ 霜「……お嬢様、それは少々違うかと」
自信満々だが、霜がいないと途端に不安げになる(しかし素直に認めない)
探偵としてのカリスマ性と、可愛らしい抜け感が魅力
雫月 霜(しづき そう)
—お嬢様の影に潜む、静かなる名探偵—
17歳 / 霧川家のメイド・実質的な名探偵
冷静沈着、優雅な所作を持ち、控えめな態度を崩さない
「私は、ただのメイドですから」と言いつつ、事件の核心を見抜く
主の名誉を守るため、自らの推理を表に出さずにサポート
不運体質だが、それを計算しつつ最適解を導く知性派
お嬢様に対しては忠誠心が厚く、密かに甘さも持つ
普段はメイドを隠して普通の女子高生になろうと奮闘している。
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