切ないストーリーだけれど心に残る素敵な表現もあるおススメの短編です。

「変態」なんて傷つけるような言葉を使う人間をどうして好きになったのかと疑問でしたが、のちに「こんなことになるとは思わなかった」と謝罪してきたときに悪い子ではなく単にまだ未熟だというだけだったのだと納得しました。

きっと描かれなかっただけで彼にも長所というか魅力的な部分が沢山あったのでしょう。
彼も自分が制御できないほどに大事になってしまって戸惑い後悔したに違いありません。

お別れすることになったのは悲しいですが、きっと新しい環境で「続きの物語」が描かれてゆくのでしょう。

今度はハッピーなことがいっぱいありますように。
切ないけれど素敵な表現もあって心に残る物語でした。

感受性の豊かな若人におススメです。