蜃気楼 1番 一回目(冬空と後悔 改)

風が遠く遠くへ 道を駆け抜けていった

雪が無常な日々を 白に染め上げていった

そんな寒さと会った時のこと

遠くに逃げた暑さから僕は

何者かになれただろうか

何ができて何を残したか

Aは白紙で Qに溺れて

白の世界で迷子になっても

誰も助けてくれちゃいない


知らない君は 昨日の僕で

消した僕は 明日あしたの君で

何もかもが混ざってわからなくなる

全てのことは空の楼閣

見えては消えて届きやしない

感じられるものはどこ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

冬空と後悔 つばめいろ @shitizi-ensei

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ