血がある。廃村がある。そして死体がある。
これだけあれば、ホラー作品なのだが、ホラーをかぶったラブコメである。
読んでいて、何度うずうずしたことか。
血が足りない! 死体が足りない! ぶちまけられるハラ(ピー!)が足りないと何度思ったか(個人のシュ――失敬、感想です)
主軸はやりなおす中、如何にしてホラーの定番をへし折り、回避して生き残るか。
ラブコメだから、ホラーの予測なんてするだけ無駄ときた。
かといって、ラブコメ展開が続くと思えば唐突にホラーへひっぱってくるから面白い。
ミスマッチなホラーとラブコメ、ふたつのジャンルを見事にマッチさせ、昇華された作品である。