あったかもしれない話 男と幼の幼少期

私と男はたっぷり遊んだあと眠った。もちろん2人だけの部屋だ。まどから雪が降るのが見えるまだ冬の時の話だ。すると襖が突然ビシャと大きな声を出して開いた。私達は目を見開く. そこに居たのはうちのお父さんだ。お前ら早く逃げろ!どうしたのお父さん!父が一歩踏み出すその瞬間腹からナイフが出てきたどうやら後ろから刺れたようだった。子供の時の理解力では今何が起きていて何をするべきか分からなかった。だが男の方を見ると険しい顔でこっちを見たあと、私の手をつかんで窓から脱出した。雪が2センチほど積もっていた。厚着をしていたが下は靴下だけだったので寒さと地面の石が足に食い込んで痛かった。男はそんなのお構い無しに走る。やがてで大きな木が見えてきた。走って疲れた私は男の手を離して座り込んでしまった。



「これじゃおいつかれちゃうな」

疲れて返事のできない私を尻目に


男は突然私の足をナイフで刺した.突然のことで何が起きたかわからなかったが痛みで全貌を把握した。男、私を囮にして逃げるつもりだ。

男につけられた傷から血が流れ雪に流れる。血の形はまるで三角州みたいな形になっただが男はそんなことしないと私の中で葛藤している。すると男が一歩また一歩と歩き出す

。私はもう何が何だかわからなかった。すると男が10歩ほど進んだところで振り向く「このくらいでいいかな」私も行こうと歩き出そうとするが痛みがそうをさせない。「まっ、まって


すると男は止まった。そして動き出す。男は雪についた足跡を踏んでまるでテープの逆再生のように戻り始めた。そして最初に歩き出したところに来ると木に飛び乗って私にしゃべるなというハンドサインをしている。

私は頷くしばらくすると追っ手が来るフラットな服装で手にはナタを持っている



「?あれは女か?あーあー足を怪我しちゃってるのか。もう一人は足跡を見るに逃げたな。女を置いて逃げるのか残酷な野郎だ」

どっちが残酷な野郎だ

「お前も親と一緒に送ってやるからな!」

掛け声と一緒にナタが振り下ろされる。



その瞬間木からヒーローが降ってきた。

ぐはは


男の重力と体重をかけた攻撃は追っ手の肩に鞘まで刺さった。子どもがタイマンで大人と戦っても勝てないだが異臭ならどうだろう。しかも6歳の平均体重の重力をかけた全身全霊の攻撃だ。


この襲撃事件は長が自分の左目を対価に悪魔と契約し解決。この事件は一族だけにとどまるとし門外不出の事件となった



事件の後長に

どうして頭を狙わなかったの?

と聞かれたとき男はこう答えた

昔、裁判の記録でナイフを頭に目にさした被疑者の弁護側の弁護に本気で殺すなら腹を狙うって書いてあったから‥


長は男の頭を撫でたその撫で方はぎこちないものだった。当たり前だ私ですら頭を撫でられたことはなかったのだから。


あの時つけられた傷は今でも足に傷は残っているけどそれを風呂に入っている時に見かけると微笑ましい気持ちになり愛でるのだ








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