第2話
それからしばらくして彼のいない生活にだいぶなれてきた頃、気になる人ができた。その人は、誰に対しても優しく誠実でかっこよくどこを見ても落ち度のない人だ。しかし、一つ気になることといえば元カレと名前が同じことだ。もちろん同一人物でもないし漢字も違う。しかし、その人の名前を聞くたびに過去の記憶がフラッシュバックしてしまう。あの人は一体何をしているのだろうか、好きな人はできたかなんてもう気にすることはないのに気にかけてしまう私が嫌いだ。
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