過酷な火山で育った俺が街に降りたらマナが濃すぎてびっくり。煙草に火をつけるために魔法を使ったら街を燃やしてしまった。

@kakakutaro

第1話 爆

2012年の冬、俺は鹿児島県にいた。フェリーに乗ってただぼんやりと桜島を眺めていた。突如桜島が噴火し俺は死んだ。気がつくとおれは異世界(中世)にいた。

「おい、どうなってんだこれ。どうなってんだこれおい。」

なんと目の前には爆乳があった。

「わわ、やっと起きたね。大丈夫?」

その爆乳は女(ケモミミつき)だった。ラッキー

そういうわけでその女に好かれた俺は1年くらいそこで過ごした。でも俺は絶対にエッチなことはしなかった。で、外に出てみたくなった。

外に出ると火口があった。どおりで熱いわけだ。いつの間にか慣れてしまった。噴火した。

「また死ぬの?」

しかし死ななかった。噴火の衝撃で俺は街に着地した。

「なんだ、お前。見ねえ顔だな。」

ガタイのいい獣人が話しかけてきた。ふん、異世界にもこういう手合いはいるんだな。

「くだらねえ。」

俺は冷静にタバコを取り出した。

「おめえいまなんてったあ?」

「獣人なんてのは大抵奴隷でメスしか存在しないと思ってたぜ。」

そいつはもう完全に顔を真っ赤にして殴りかかってきた。おれは冷静にタバコに火をつけた。と思った瞬間、バコーーーーーーーーーン!街が火に包まれた。

「ひ、ひええええっっ」

全身の毛が燃えた獣人は泣きながら逃げ出した。

「ははは、今のお前、裸の人間みたいだぜ。毛がない方が似合うな。」俺はもう完全に勝利していた。

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