もう戻れないあの日々を思い出して

もち

第1話 出会い

これは、私を愛してくれた君と最低な私の物語。

少し長くなるけど短い人生の終止符に少し書いてみようと思う。


君との出会いは5年前の秋頃だったかな。

当時ハマってたバトルロイヤルゲームで友達が「俺の友達も読んでいいー?」

って連れてきたのが君だった。

最初の印象は【面白い人】。

フレンドになって、2人でゲームすることも増えていった。


「俺何歳くらいに聞こえる?」

『んー同い年くらいに聞こえる』

「よくわかったねw結構声老けてるとか言われるのに」

『やっぱ?wそんなことないと思うけどな』


なんてたわいも無い会話が居心地良くて毎日のように君とゲームして。

当時はまだ学生だったんだけど学校の帰り道に暇で急に電話なんかかけたりもした。

ほんっとにくだらない会話ばかりだったけどいつのまにか私は君しか見えなくなっていってこれが恋なんだって気づくのはだいぶ後だったけど。

部活も同じバトミントン部。携帯の機種も色も同じ。

でも、君は岩手住みで私は東京住みで現実で遊ぶのは最初は夢のまた夢の話だったな。


『今度一緒にバトミントンしたいね』

「めっちゃやりたいw」

『でも私かわいくないしなぁ』

「関係ないだろw俺もかっこよくないよw」


なんて言いながら盛岡駅横のラウンドワンで初対面バトミントンしたね。

それから、毎月毎月遊ぶようになって半年くらい経ったら頃、初めて出会った盛岡駅で告白してくれて付き合って。

駅での告白なんてほんとに君らしい。

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