第10話

「クラエッ(つ`・ω・´)つ」

 バンッ( _'ω')_バンッ

「血亜ちゃん……あの日の給食にはコーヒー牛乳が出てたよね。コーヒー牛乳といえばカフェイン……そう、あの日カフェインを飲んだ血亜ちゃんは、午後の授業で寝ていたわけないのですッ!」m9( ゚Д゚) ドーン!


 コーヒー牛乳を飲んでいたッ!

 その事実を突きつけられた血亜は、


「ぐわぁあぁぁあああぁ」(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..「や、やるなァ……天才軍師、クーロン!」


 と言い残して砂になってしまいました……。


 砂をかき集めて( ੭ ˙꒳​˙ )੭ヨイショ( ੭ ˙꒳​˙ )੭ヨイショともう一度人間の形に直したあと、


「血亜ちゃん、お覚悟召されよ!」


 (꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆ポコポコポコポコ


「いたたたたた( > <。)」


 とクーロンは血亜をポコポコ叩きだしました……。

「Σ\( ̄д ̄;)おいおいケンカはやめろー」そんな二人をみて帝国軍リーダーは慌てて仲裁に入ったのですが、


「ニャンฅ^•ω•^ฅ」


「ン?」


「ご注文の『レアチーズケーキ』だニャンฅ^•ω•^ฅ」


 配膳ネコ型ロボがきて、ぜれん・ちゅきー♡の注文したケーキを届けてくれたよ♡


「お♪チーズケーキじゃーん\(°∀° )/

 俺、ケーキ大好きなんだよ♪

 交渉の場に甘い物を用意するとは、なかなか策士じゃーん」

 どうやら帝国軍リーダーも甘党のようだっ! すかさず、チーズケーキを手にとった!


( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)「むーーー」(それは私のよー、食べないでー)


「ンじゃ、いただきマース(。・н・。)パクッ」


 ブチッ←ぜれん・ちゅきー♡のなにかが切れた音。


「お♪このチーズケーキ、外はサラサラ、中はモッチリ、サイコーだね(*^^*)」


 \ \ \ゴゴゴ...(・_・)ゴゴゴ.../ / /


 ブチブチブチっ!


「ンΣ(OωO )」


 シュバババ!←ぜれん・ちゅきー♡が高速で駆ける音!


 (꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラオラオラ!!!


 ブチ切れたぜれん・ちゅきー‪♡は目にも止まらぬ速度で帝国軍を殴り倒していく!


「ぐわぁあぁぁああああ」(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..「こ、これほどの強さの兵士がいるとは……! ほ、本隊にッ! 本隊に……報告……を」

ヾ(⌒(_×ω×)_バタンキュー


 〜一時間後♡〜


「クーロン様(´;ω;`)

 お店を救っていただき、まことにありがとうございます(ノ_ _)ノ」


「(´-ω-)ウム

 くるしゅーない」


「おい、店長さんよー!

 テメェらが今こーして呼吸できてんのは、クーロンちゃんの尽力があってこそだゾ?

 これからは毎分呼吸するごとに、クーロン様へ感謝の念を抱けよ?」


「ぱとり血亜様! もちろんでございます!

 まさか、新鮮な空気がこんなに美味しいなんて( இ﹏இ )」


「パトリシアです!><

 ア……それからご飯の代金……|ω・)」


「そんな滅相もない><

 命の恩人である皆様方からお金をいただくなんて……(ノ_ _)ノ」


((ヤッター٩(๑>▽<๑)۶))


 と二人は心の中で大歓喜してましたが、そんな雰囲気は微塵にもださず、


「|・ω・`)フム

 命があることに感謝し、これからも精進せよ( *¯ ꒳¯*)」


 ドヤ顔で腕を組み、夕陽をみるクーロン。

 その軍用外套は、

 風になびいていて、

 その後ろでは毎度のことながら花吹雪?!

 らしき物が舞っていた!


( ੭ ˙꒳​˙ )੭ヨイショ( ੭ ˙꒳​˙ )੭ヨイショ←必死に大きな団扇をあおいで、外套をなびかせようとする血亜ちゃん。

( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)(そして、また私が紙吹雪の係やってます)


 ……パッカラパッカラ


 そこへ、早馬に乗った隊長と、騎兵が数体やってきた。


「クーロン様! ゲリラ隊の討伐に赴かれたとのことですが、お怪我はありませんか!ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ」

 隊長は馬からおりてそうたずね、残りの騎兵たちは、捕獲した帝国兵の処置を開始した。


「(´-ω-)ウム

 ま、かるーくひねっておいたぞ」


「遅いぞオマエら!

 ゲリラ隊の侵入を許すとは! いったいなにをやっていたんだ?! 我らが迅速に対処したからよかったものの……(*¯꒳¯*)」


「さすがはクーロン様にぱとり血亜様!」


「パトリシアだっつーの!><」


「ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

 失礼しました、パトリシア様!

 お二人様方、見事な腕前にございます!」


「モット〉⸜(*´꒳`*)⸝〈ホメテ

 んでクーロン様の寛大な御心に感謝しろ? ふつーの上官なら、この失態、オマエの首がかるーくひねられていたところだぞ!」


「ハ!ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ

 わ、私の配慮に不手際があったこと深くお詫びもうしあげますm(_ _)m」


「隊長よ、おもてをあげい( ˙꒳​˙ )ウム

 戦の方はどうだった」


「ハッ(`・ω・´)ゝ

 クーロン様のお知恵を拝借したおかげで、無事、勝利を収めました!」


「(´-ω-)ウム

 ご苦労」


「よかったなー? 隊長さんよー?

 武勲を立てられ、さらには失態の尻拭いもやってもらえて!」


「まー血亜よ、そこまでいうでない

(*-ω-)ヾ(・ω・*)ナデナデ」


「ハハー(ノ_ _)ノお優しいクーロン様!

 隊長も感謝するように!」


「感謝します!」


「( ˙꒳​˙ )フムフム...

 感謝の代償というわけではないが……がんばったから腹が減ったな( *¯ ꒳¯*)」


「隊長さんよー( *¯ ꒳¯*)

 クーロン様はお腹がすいたとのお達しだ……どこかで美味い飯屋でも準備せぬか?(*,,ÒㅅÓ,,) ムフー」


「ハッ(`・ω・´)ゝ

 此度の戦の勝利は大きかった分、兵も疲弊している模様。

 祝いも込みで、なにか食べましょう!」


「肉がよいなぁ血亜よ(*´﹃`*)」


「そうだねぇクーロンちゃん(*´﹃`*)」


「(・ω・)ホホー

 では焼肉でもいきますか?」


( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)「むーー! むーー!」


「(* ᐕ)?

 血亜、ぜれんはなんて?」


「……( ˊᵕˋ ;)

 ぜれん・ちゅきー♡は

『誰のおかげで助かったとおもっているのかしらー? ケーキバイキングにいきたいなー』といってます……」


「……( ˊᵕˋ ;)

 た、隊長、至急、ケーキバイキングをやっているホテルを探しなさい」


「け、ケーキバイキングですか……? わかりました! 至急、手配させます!」


( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)「むー!」(女の子最強の装甲『脂肪』をたらふくたくわえるわよ!)


 というわけでその日の夜、革命軍第38隊は、ケーキバイキングでお腹いっぱい食べました♡


 レストラン奪還作戦! [完]

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騎上のクーロンちゃん♡【ボチボチ再開中!】 木目ソウ @mokumokulog

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