第2話

「∑( ˙ ꒳​ ˙ )ハッ!

 でも、今から戦闘が始まるのにご飯を食べに行くというのは……」


「( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)むーーー?」(オ? さすがに平和ボケしたアナタたちでも、戦闘中にご飯食べるのは罪悪感あるのかしら……?)


「もしかしたら帝国軍とバッタリ会うかもしれないわね……:(´◦ω◦`):プルプル」


「( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)……」(……期待した私がバカだったか)


「その時は野球部みたいな元気なノリで

 チィーーーッス!

 ていっておけば、

『お、野球部か?! 甲子園にがんばっていけよ!』

 的なノリになって見逃してくれるんじゃないかしら……?( ˙꒳​˙ )」


「私……野球部嫌いなのよね、暑苦しいから。

 どうしましょヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

 天才軍師の私のことだから、帝国軍はプレミアな懸賞金をかけているにちがいないわッ!」><く、首だけはお許しを〜!


(……?

 クーロンちゃん、なにいってるんだろ?

 クーロンちゃんみたいなアホ軍師『血亜以外』誰も興味ないよー(*´艸`)ププ)


「あ、あるいは……、

 かわいい私にあんなこと♡こんなこと♡

 全年齢対象作品では表現しきれないコト……♡されちゃうカモ(*⊃ω⊂*)」


 そうクーロンがいった瞬間、

 ( • ̀ω•́ )む?

 (*´ノi`)・:∴・:∴・:∴・:∴ぶしゃー

 ちあが鼻血を吹き出しました。


(そ、それは見てみたい……ッ!

 あんなこと♡こんなこと♡

 されちゃうクーロンちゃん♡を間近で見たい!

 さらにはこの4K対応のビデオカメラに収めておきたいっ!)Σp[【◎】]ω・´)


 鼻血を(((ロ(・ω・*)フキフキして、ちあは冷静になりました……。


(でも帝国軍てチキンばっかって話だし、こんなかわいいクーロンちゃんを前にしたらアワアワしてなにもできないかー。

 役たたずめ……(っ`꒳´c)ギリィ)


「ア、それから、

 視察にきた軍司令部の方たちとバッタリ会ったら怒られるカモ(´・ω・`)」


「事前にリスク管理できてエライ♡

 よ! 軍師の鑑!」(๑´ω`ノノ゙✧


「モット〉⸜(*´꒳`*)⸝〈ホメテ」


「あ、いいこと閃いた(`✧ω✧´)キュピーン!

 それなら、

 武器をもっていこう( *˙ω˙*)و グッ!

 武器を持ってれば帝国軍とも戦えるし、バットを武器代わりに持っていけば『甲子園で鍛え上げた素振りを見よ!』と素振りを披露すれば『(^ω^おっ、コレはドラ1ルーキー!』と敵兵にも見逃してもらえるし、上官に会っても『敵と交戦中です〜♡』ていえば

『(^ω^おっ、そうか! がんばれよ!』

 となるはず( *˙ω˙*)و グッ!」


( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)「むーw」(逆にいえば戦闘中なのに武器持っていかない予定だったのw)


「そうね( *˙ω˙*)و グッ!

 ヨシ、じゃあこの軍刀を……ッ!」


 クーロンは、参謀室のすみっこに放り投げてあった、黒塗りの鞘に納められた軍刀を

ԅ(♡﹃♡ԅ)グヘヘヘとにやけながら、手にとりました( ੭ ˙꒳​˙ )੭ヨイショ


「えーーーΣ( ˙꒳​˙ )

 クーロンちゃん、そんなスゴそうな刀使えるの?!」


「フッフッフっ……この刀のサビにしてくれるッ……といいたいとこだけど(´・ω・`)」


 ポンっ!


 クーロンが軍刀を一振りすると、先端部分から、花束が現れました……。


「お花だΣ( ˙꒳​˙ )」


「これ、刀に見せかけたマジックステッキなの(´;ω;`)見た目に反してすごく軽くて、振るとこうして花束が出てきます……」


「血亜、お花大好きだよ〜(*,,ÒㅅÓ,,) ムフー」


「お酒の飲みすぎという不健康な生活をしていたので、腕はスッカリやせ細り、刀なんて持ち上げることできませ〜ん(´;ω;`)」甲子園なんて、夢のまた夢よ……。


 クーロンは外套の袖をまくってみせると、上腕二頭筋をプニプニし始めた……。

 ……ぱとり血亜は、そんな愛らしいクーロンの腕をみて、急に(*´д`*)ハァハァと呼吸が怪しくなったよ♡


「(*´д`*)ハァハァ

 クーロンちゃんのプニプニのおてて、かぁいいよォ……(/// ^///)」


「この前、深夜のテレビショッピングで売っていたのよ(*^^*)リボ払い? というもので、とってもお得だったから軍費からちょろまかして買っちゃった♪」難しいことはわからないけれど、リボってなんか(,,>᎑<,,)カワイイ*•.❥*


「革命軍が強くなるためには、必要な経費だよねッ><」


「血亜はこのマジックステッキ、とってもいいモノだと思います!

 もし軍師クビになっても、マジシャンクーロンとして生きていけるよ( *˙ω˙*)و グッ!」


「ま、マジシャンクーロン(´。✪ω✪。 ` )」イイかも……


 ということで三人は、軍刀に見立てたマジックステッキをもって、レストランに向かいました。

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