言葉の発散
@IKARARII_works
第1話
改札前でやっぱり気が変わって、線路に沿って歩いてみることにした さっきゼリー3つも買うんじゃなかったな かかとがちょっと削れたムートンブーツがまた増えた
ドーナツいいな 今日が最終日だってさ プレーン3つとチョコと、あとこのギャラクシートロントフランボワーズマフィンください キミたちは2つね
あれ、内臓の音がうるさい
きっとキミを照らすよ
そこにいるんですね 触らなくても知っています 私はここにいます きっとね
あの子たちの相槌に励まされて大人ぶる無茶
透明なままの筆洗 ぬるく丸まった鉛筆を引っ掴んで、1番近い紙にオデコの内側を描きとどめた それだけ それだけ
履歴だけの趣味 軽石ばかりの地層を採掘するフリをしてみるプロフィール欄
瞼と目玉の摩擦 眉頭の抵抗 まだアラーム設定はしないよ お湯だって沸かしちゃうし……
言葉の発散 @IKARARII_works
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。言葉の発散の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます