第4話  昨日

 今日は彼女の誕生日だったのでデートをした。なんの変哲もない普通のデートだったがとても喜んでくれて、俺自身も楽しかったのでよかった。彼女に会うまでの移動中の電車で久しぶりに小説を読んだのだが、自分の読むペースが昔と比べ、低下していたのに驚いた。好みのジャンルじゃなかったからかもしれない。昔はよくライトノベルを読んでいたのだが、今読んでいるのは好きなYouTuberがおすすめしていた純文学だ。興味はあったが、それが当時読んでいたライトノベルに匹敵しなかったからだろうか。それとも長らく本を読んでいなかったからだろうか。

 その本いわく、「その人の賢さは、その人の今までの読書量に比例する」的なこと主人公が言っていた。主人公なんて作者の生き写しみたいなもんだし作者がそう考えているのだと思った。本当にそうでなくても今まであまり読書をしてこなかった俺には信じたくない言葉だった。この文章でそれが本当か露呈してるかもな。ははは。

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ダメ学生の生きがい日記 @ohyanhyan

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