扉の神骸

 二番目、扉の神骸

 果てなき執着が生み出した遍く時空を繋ぐ扉


 男は幻の果てに、ただ扉を欲した

 いつか分かたれた、あの病室へ


 神骸、それは夜空に輝く神々が喪ったもの

 あるいは、人の祈りを見届けるもの

 それはきっと露骨で、何よりも純粋であった





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小さな星より 日陰.zip @hikage_427

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