第3話 神になって早数千年。

━━━そこから、数百年リアの訓練殺し合い(2割)や、自主トレ(8割)のおかげで、本気のリアとも渡り合えるようになった。


リア「あのさ、君。なんで、たかが、数百年しか生きていないのに私と渡り合えているのかな?」

僕「そんなの決まっているじゃないですか。リアに言われた通りに、訓練を工夫したからですよ。」

リアの剣を避けながら、大鎌をリア目掛けて振りながら言った。

リア「工夫?どんな?」

僕「自分の同列本体パラレルエクセルを複数作って、それぞれに別々の修行をやらせて、最後にその経験を同調するのを繰り返しているんですよ。」

リア「それ、神でもめちゃくちゃ頭痛くならなるやつ。」

僕「はい。めちゃくちゃ痛いんですけど、僕が強くなっていくのが楽しくて。」

リア「くっ、仕事に気を取られ過ぎて、新神しんじんが戦闘狂になってるし、追い抜かれそうになってる。」

(ぼこぼこにされたリアに、追い付けきていると思うと嬉しいな)と、思っていると

リア「もうここまで、強くなったんだったら、ディザにも仕事してもらうか。」

といってきた。

僕「仕事?」

と首をかしげていると、

リア「そう、仕事。内容は、私達が想像して、いなかったイレギュラーの対処や世界の終わりとか。」

その日から、僕は訓練と並立して仕事をやり始めた。


━━━数千年後


辺りは森林で囲まれた。ただし、森林はめちゃくちゃになっていた。黒い虹色の炎に燃えていたり、蒼黒い氷に覆われたり、虫や動物の一部分が巨大になっていたり、木が浮かんでいたりしていた。そして、その中心には、氷と炎が周りに覆われめ台風と蛇が入り交じった異形の怪物が。いつのまにかいた白銀髪の幼女が大鎌を横に薙ぎ今までの異常にまみれた森林が元に戻り異形の怪物も消えた。

僕「任務終了。」

(ここ数千年、いろいろあったな。自分が死滅卜罪罰之神ファナドアピディアからイレギュラーと融合しまくって虚破卜呪死之神アザファカーピディアに変化したり、リアを追い抜かせたり。)

僕「帰るか。」

僕がそう思い、帰ろうと転移し光に包まれて、

光が収まったら、覚えのない場所に出てきて、たくさんの人や動物?や魔物?に囲まれていて、目の前には、

━━━━黒髪の少女がいた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る