TS転生死神の学園生活!

@fox555

第1話 黒髪ロリ神⭐爆誕⭐

僕「...ん?」

気がつくと僕は、よく分からない場所にいた。

辺りは、草木はなく土がむき出しになり所々に枯れ木がある。

そして空が異常だった。

空は、黒一色で一点だけ太陽みたいなものが

ある。

そして、それは蒼白い色でそこへ入っていったり、出ていったりしている蒼白い光がある。

気味悪い場所のはずなのに何故か懐かしい。

僕「どこだろう、ここ?」

不思議に思って、声に出すと、突然前から声がしてきた。

???「ここは生と死が往き来する場所、万物の出発点と終着点の[終始の扉]ヒデリのゲートだよ。三途の川と似たようなものいえば分かりやすいかな?」

僕「うわ!?」

突然、女性が現れた。

(いつ、僕の目の前にいたんだ!?)

その女性は、黄金の髪をしていて、透き通った青い目をしている。

そして、大体170cmくらいの背丈をしていて、メインを純白にし、所々に黄金の刺繍をつけた服を着て、神々しく少し浮いていた。

???「それは、君がここに来たときからかな」

僕「‥‥もしかして僕の心の声って聞こえているんですか?」

???「ふふん。当たり前だよ。これくらいなら、どの神も聴けるよ。」

(かみ?って、神様のこと!?)

???「そうだよ!まぁ、まだ2柱しか居ない神だけど。」

(2人しか居ないの!?そういえば、何の神様なんだろう?)

僕「あの。すみません。あなたはどんな神様なんですか?」

???「あっ!まだ言ってなかったね。えっとね、私は万物に制限をかけたり、逆に解いたりする...要は、世界の法則を決ている神…秩序卜形成之神パラデリアリマだ!名前はリアノ=パブレスクア。長いからリアと呼んでくれ。」

(待って、聞いた感じ、今までの説明が本当なら、ここは、死んだあとの場所?)

僕「えっと、じゃ、その、リア様。その[終始の扉]ヒデリのゲートに居るってことは僕はもう、もう死んでいるんですか?」

リア「うん、そうだよ。死因は、君の顔の上に置きっぱなしにしていた服が覆い被さって、呼吸困難になって死んだんだよ。」

僕「なんで、しょうもない死にかたしてるの!?あーあ、こんなことなら、めんどくさがって後回しにせず、ちゃんと片付けしとけばよかったぁ。」

僕がそう落ち込んでいると、

リア「まぁ、何はともあれ君は死んだ。

だから、君もあそこを通って輪廻に行く予定だったんだけどね。」

僕「えっと、僕は輪廻にいけないんですか?」

フィル「うん。そうだね。理由は君が特別だから。」

僕「...え!本当に言っているんですか?

あっ。でも、もう死んでいるから意味がないじゃんやいんですか?」

フィル「死んでも意味があるから君はあそこを通れないだよ。だからこそ、私自身が君に会いに来た。」

僕「えっ、死んでも意味があるものてなんですか?」

興味津々で、聞いてみると

リア「驚くといいよ!君は僕達、神になれる権利をもう持っているんだ!」

(……神に成れる??)

僕「...僕が!?」

予想以上な返答に、僕は驚いた。

リア「うんうん、いいリアクションだね。後、目的の一つは君を見極めに着た。まぁ、君の心を聴く感じ大丈夫そうたね。もう一つは、君に選択肢を与えに。」

僕「選択肢?」

リア「うん。一つ目はこのままあなたが輪廻にに戻るか?二つ目は私達の仲間になるか?」

僕「輪廻に行くと、僕はどうなるんですか?」

そう、興味本位で尋ねてみると、

リア「たくさんの魂と、混ざり合って今の人格が消えるかな?」

僕「二つ目で!」

それを聞いた瞬間、僕は即行で返事した。

リア「いやぁ、よかったよ。2柱しかいなかったから人手が足りなかったからね。よし、じゃ、神に成ろうか。」

僕「はい!お願いします!」

リア「うん、いい返事だね。私が制限を解除したら、神格化が始まるよ。(ボソッ)まぁ、死ぬほど痛いけど‥‥。じゃ、始めるよ。[制限解除]リミットオフ

『制限が解除されたため神格化を開始します』

僕「えっ、ちょっ、今不穏な<ドクン>ッッ...」

そう、リアが宣言した瞬間に僕の体が、ピキピキという音を出しながら痛み始めた。

(っがぁぁーー!あ゛ぁ゛ーー!だ‥めだ、意識がお‥ちる。)

リア「痛みくらいで、意識を手放したらだめだよ。」

(‥‥痛み‥くらいじゃ‥ないん‥だけど!だ‥けど今は‥耐え‥なきゃ。意識をしっかり‥と保たない‥と。)


━━━2週間後


耐えていたら、音がだんだん大きくなっていき...

(ア゛ァ゛ーッ!

痛い、めっちゃ痛い、死ぬほど痛い!?体が割れそうなぐらい痛いんですけど!?

全然終わらない!?

しかも、段々痛みが増していったり、バリエーションも増えていくしさぁ!

‥‥大分なれてきちゃったけど。)

と思っていたら、と音が鳴った。

その瞬間に、意味でのが可愛く思えるような痛みが走り、それを最後に痛みが無くなった。


僕「はぁはぁはぁ。体がめちゃくちゃのぐちゃぐちゃになったかと思った。」

リア「うんうん。実際は、僕が掛けていた人の魂の制約を木っ端微塵に吹き飛ばしたんだけどね。」

それを聞いて、

僕「それって、大丈夫だったんですが?」

と言った。

リア「君は大丈夫だよ。だからこそ、君は、資格を持っているだよ。それにしても君、大分可愛らしくなったね(笑)」

ここで僕は、初めて違和感に気付いた。

そこで起き上がっていた僕は

僕「あれ?なんかいつもより、視線が低い?」

リア「鏡で見てみたら分かるんじゃないかな(笑)。」

僕「いや、鏡なんてどこにもないよ?」

リア「あぁ、今の君なら何もない空間から物を創れるんだ。やり方は、世界情報ワードフォーメと接続て頭の中で思えばいいよ。」

僕は、疑いながら言われたことを試してみた。

そうすると、僕は元から知っていたように、物の創り方を知った。そして、当たり前のように何もない空間から物を創った。

僕「本当にできた...」

僕は驚いて、自分が今、創った鏡を覗くと、

━━━━白銀髪の綺麗な幼女がいた。

僕「?‥‥‥‥ん?」

僕の右手が顔に触れると、鏡の中の女の子も僕と同じ動作をした。

僕「は、はぁ~~~~!?」

この薄気味悪い空間に、僕一人の声が木霊した。

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