第4話
「Buonasera」
Buonasera
「久しぶりだね、びっくりした、
まさかイタリアにいるなんて」
私こそ思わなかった、びっくり。
相変わらず素敵ね。
「そんな、照れるよ、君だって綺麗だ」
うふ、そんな、またまた。
口が過ぎるんだから。
「僕は嘘はつかないさ、あ、君。
もうボトルを入れたんだね」
あなたが来るって特別でしょ、
私は待たずに開けちゃったけど。
「別に構わないさ!
僕たち、付き合っていた頃が懐かしいね」
そうね!あなた、今はどうしてるの?
「僕は結婚してないよ、君こそ、どうだい?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます