第10話 紙の本
昔の記憶です。文庫本を買うと、お店のレジで、
袋に入れるか、ブックカバーをつけるか、
選択ができた。
ブックカバーって、日本独自の文化だそうで、
そもそもカバーをかけないから、
これに相当する英語は無いらしく、
あえて表現するなら、ブックジャケットで通じるのでは、
と、ネイティブが言っていた。
英語でブックカバーと言うと、
書籍本体の表紙を指すそうです。
私は、もう何年も本屋で書籍を買ったことがない。
20年ぐらいか。
今でもカバーつけたりするのかな?
小学生の頃、商業地に住んでいたこともあるが、
徒歩圏内に7軒本屋があった。
今は、同じエリアには1軒だけ。
しかも、当時の7軒は全て閉店して、
新規に大手の書店が出店しての、現状1軒だ。
紙の本が出版できる幸せ。
感じてみたい。
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