エマネラ・キースティ（２７）

ギルド受付嬢。あまり感情を表に出さず淡々と業務をこなし、日々の冒険者たちを迎え送り出している。シンディの上司的存在。好きなものは紅茶。

シンディ・ローラント（２２）

ギルド受付嬢。漸く受付嬢としての業務を一人前として認められた。基本的に明るい性格で、ギルドに訪れる冒険者たちとは仲が良い。エマネラを受付嬢の上司として尊敬している。好きなものは休日の買い物。

ゴーズ・バーストン（３５）

冒険者（ウォリアー）。数年前は各地で活躍していたが、今では時代の波に押され仕事が減りつつある中堅。依頼がこなせられれば良いとだけ考えており、効率や報酬を重視するあまり他人は使えるものは使う主義になってしまっている。好きなものは酒。

ロゼット・キャント（２３）

冒険者（マジック）。決して弱いわけではないが、魔術を磨くより自身を磨くことに力を入れている。他人を蔑む言動を隠さない。ゴーズのパーティに入ったのは『面白そうだったから』。好きなものは自分。

ロイ・カーディス（２９）

冒険者（ルーク）。ほとんど喋らず、何を考えているか分からない。気配を消すのが上手く、ゴーズのパーティに入る前は闇の仕事もこなしていたらしい。能力を買われて半ば強引にゴーズのパーティに入らされた。いつも物事を俯瞰して見る癖がある。好きなものは猫。

エラ・モアッサン（１７）

冒険者（ヒーラー）。冒険者として活動し始めたばかり。他人と接するのが下手で内向的。他人の意見を否定したり断ることが苦手なため、ゴーズのパーティに入ったのは本意ではない。ヒーラーの魔術は勉強中。好きなものは静かなところ。

コール・カルラン（７）

一般人。母親の病気を治すために訪れた薬屋で幼さを理由に蔑ろにされた。父親は冒険者であまり家に帰ってこないので、母親を守るために一人頑張っている。好きなものはお母さんの作ったオムライス。

キース・クレイバーン（２２）

冒険者（ウォリアー）。一見して細身の優男だが熟練の冒険者であり、受けた依頼も問題なくこなす優秀な人材。幼馴染とは仲が良く、いずれこの子と結婚するんだろうなと思ってなるべく資金を貯めるために一人（ソロ）で活動していたところ、何故かその幼馴染とパーティを組む流れになった。まあいいかと諦めた。好きなものは幼馴染が作ったクッキー。

ルラン・フレイリー（２２）

冒険者（シーフ）。びっくりするくらいの心配性。怪我をして帰ってくる幼馴染が心配すぎて、一ヶ月という超短期間で冒険者訓練をこなし冒険者になった。本来は底抜けに明るい性格で、これと決めたら突っ走ることもある。好きなものは幼馴染が淹れたコーヒー。

キャロル・クレセント（６０）

一般人。大通りのパン屋の横に住んでいる凄腕の薬師。若い頃はその才能を生かして冒険者たちに様々な薬を提供していた。引退した後は知人など近しい人に分け与えている。街のほぼ全ての人と知り合いであり、子のように思っている。好きなものは植物。

マティス・ブレア（２５）

冒険者（ウォリアー）。若いがそれなりの場数を踏んでいる熟練の冒険者。幼い頃からの友人たちと常にパーティで行動している。四人いれば何でもできると思っている節があるが、実際これまでどうとでもなっていた。好きなものは仲間と食べる食事。

リズベッド・マロン（２７）

冒険者（マジック）。幼い頃からの友人たちと常にパーティで行動している。酒を飲むと面倒くさい性格になるが、普段はパーティの年長者として頼りになるお姉さん。同い年のエマネラとは気を許した友人。好きなものは酒と友人。

ユレル・ダルセック（２９）

警備兵。息をするようにエマネラを口説こうとする人。とにかく顔が良いが本人はエマネラ以外に興味がなく、他の女性もそれを知っているので相手にしない。言い換えればエマネラバカ。警備兵としての腕は良い。好きなもの（人）はエマネラ。