寝れない夜の異世界体験記
@saitansan
第1話 満月の夜①
満月の夜①
うん。
寝れない。
そしてそんな夜は悪戯に時間を浪費するだけ。
そう。
その文明が産んだ最高傑作のスマホをいじって。
はいはい。
わかってますよ。
時間の無駄。知ってます。
でも、辞められない。
多分、みんなも経験があるかと思うけど、まさに今更がそれ。
真夜中に無駄に時間を浪費してます。
とそんな時、スマホの画面が急に明るくなった。
パンパカパーン
当選おめでとう。
何だこれ?
新たな詐欺の類か?
いや詐欺じゃないよ。
うわぁ。
何だこのサイト。
こっちの心でも読んでるのか?
読んでないよ。
なんでリアルタイムに会話ができるんだよ。
何だこれ。
閉じれ、ない?
何で?
はぁ。
お兄さん、諦めな。
そして現実を受け入れな。
お兄さんはね。
とてもラッキーな人なの。
異世界移動権利を手に入れたんだからさ。
わかる?この凄さ?
いや、さっぱりわからん。
そもそも凄いのかも不明だし。
はぁ。
まぁ、この期に及んでそんなことはどうでもいいや。
とにかく、お兄さんにはこれから異世界に行ってもらいます。
ただし、そこで何をするかはお兄さん次第。
うん?
それなりの報奨だすよ。
ただし、こちらの要件をみたしたらね。
で、どうする?
今日からいくの?行かないの?
スマホの顔面にそんな事をせかされながら、深いため息を一つ。
行くしかないんでしょ。
半ば諦め掛けた俺はスマホの言われるがままに従うことにした。
ありがとね。
お兄さんが聞き分けのいい人でよかったよ。
こりゃ、どうも。
全くもって褒められてる気がしない。
では、早速。
ブーン。
スマホ画面にいくつかの選択肢が出てきた。
それは、難易順や滞在期間、報酬額によってそれぞれ並び替えをすることが出きた。
あぁー、すまんすまん。
説明する前に?っておや、もう選抜は終わったのかい?
そう。
俺は説明を受ける前に、選択を済ませていたのだ。
根拠は山感だ。
まぁ、まずはこんなんでいいだろ。
初級
レベル1
ゴブリン討伐
成功条件
ゴブリンの討伐
成功報酬
スキル獲得
100メロン
失敗条件
なし
にしても失敗条件がないとは。
これは恐らくチュートリアルみたいなもんだろう。
よし。
気合いと共に、スマホ画面をタップした次の瞬間。
辺りは光に包まれ、気付いた時には彼の姿はそこにはなかった。
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