神
@Harukigenia1111
全能
冬、雪が降る。
積もった次の日には、青く澄んだ空になっている。日の光に照らされた雲たちは生き生きとしている。
積もった雪は歩く足を少し邪魔しながらそこにある。差し込む光を反射して少し神聖な雰囲気を漂わせている。
毎年見る光景。この上で寝転がるとその柔らかさを実感する。掴めば軽い。身の近くに寄せようと雪をかくと塊になって思ってたのより大きくなる。
その雪を持っても軽いままでいい。
先入観を打ちこわしてくれる感覚は私に生きる喜びを与え、また開拓者精神を駆られる。
道なき道を行き、新たな道を作る。
誰のためでもないのだから楽で仕方ない。
この雪の中で生きたい。
もっと北の国はもっといいのかもしれない。
夢見心地のこの場所もいい。
誰のためでもなく、ただ自分のために進む。
邪魔な雪は蹴り飛ばす。粉々になって舞う。
なにをしたっていい。この自由を捨てたくない。
日が落ちる前に雪は溶けきってしまうだろうか
溶かしたくはないな
神 @Harukigenia1111
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます