このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(223文字)
初々しい高校生のバレンタインのひと幕。
いやぁ、もどかしいですね。青さゆえに素直になれない、変に高いプライド。恋をする上での障害になっているのにそのことに気が付かない、なんともツンデレな感じ。ああもう、そんな感じに振り回すめんどくさい女だからすぐ振られるんだよ、素直になれよ、と言ってやりたい……!いや、それは火に油を注ぐ結果になり得るか。ああ、実にもどかしい、じれったい!そんないい感じの、適度なモヤモヤを味わえます。